鉄の抹消Ⅲ【ヒロアカ】 (ページ22)

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緑谷side

僕らはソファにすわり、アインが作ってくれた料理を食べていた

耳郎「これも美味しいっ！」

八百万「本当ですわ！アインはお料理もお上手なのですね！」

アインたちの方を見てみると相澤先生とマイク先生の三人で楽しそうに?お話している。

山田「おいA、かけ過ぎだって」

黒鉄「大丈夫大丈夫」

山田「相澤も止めろよ！！」

相澤「合理的じゃない」

山田「どこが？！！」

僕らが顔を突っ込むようなところではないだろう

麗日「それにしても、相澤先生ってアインがいたら“いじられキャラ”になっちゃうんやね」

瀬呂「いじり、というか遊ばれてるよな笑」

切島「結構どっちもどっちらしいぞ。この前の文化祭も、姉貴が先生に心霊迷宮まで引きずられたって聞いたし」

A組『お化け屋敷苦手なんだなぁ』

蛙吹「でも、どちらの相澤先生もお友達にしか見せない一面のように感じるわ」

相澤「聞こえてるぞ」

Ａ組「ぎくっ！」

飯田「相澤先生！もうお食事はよろしいのですか？」

相澤「ああ、こっちはあらかた食べ終わった」

黒鉄「はーい、生徒諸君も食べ終わったお皿回収するよ〜、ケーキの分の食器が足りないからね」

アインは相澤先生の後ろからヒョコッと顔を出し、テキパキと片付けを始める

「ありがとうございます！」

黒鉄「どういたしまして！」ニコッ

ほとんどプライベートモードのアインはQUEENというより、素敵な大人の女性だ

黒鉄「あ、ちょ、相澤は手伝わなくていいよ、主役なんだから」

相澤「一人でやるより早いだろ」

黒鉄「一人じゃない！山田もやるってば」

山田「俺ぇ？！！いや、やるけども！」

黒鉄「良いから座ってて」

相澤「…」

黒鉄「座ってて!!」

アインは相澤先生の持っていたお皿を無理やり奪い、ソファに座らせた

黒鉄「っもう！多少順番は前後しちゃうけどこっち先に見せちゃおう、皆さんテレビにご注目！！」

「？？？」

なんだろう

すると部屋の電気がいきなり消えた

黒鉄「映像は約10分。楽しんでね」

僕らはテレビに釘付けになった