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黒鉄side
「悔しい、撮影会はまた今度だな」
山田「撮影会といえば覚えてるか？白雲と4人で遊びに行ったときのゲーセン！！」
私と山田は撮影会を拒否された後、後ろで昔話に花を開かせていた
「あー、プリクラね！！あれやばかったよね笑笑」
山田「相変わらず相澤はそっぽ向いてるし」
「山田はプリクラに入れようとした100円落とすし」
山田「なんせ白雲がよ！」
「そうそう笑」
相澤「おい」
「？」
相澤がこちらに振り向き、呼びかける
相澤「なに二人で懇親会してんだ。飯全部無くなるぞ」
私と山田はパチパチと目を見合わせ、ニヤッと笑う
山田「なーに相澤、嫉妬か？」
「私達がいなくて寂しかったのか？かわいいやつだなぁ〜」
相澤「やっぱり来るな変人共。お前らの飯は残さん」
「料理人に対して感謝の気持ちはないのか」
すると少し離れたところから、
切島「姉貴！これ、めちゃくちゃうまいぞ！！」
「ほら見て、あんな素直な子いる？うちの弟優秀すぎない？？」ボソッ
切島「？」
「なんでも無いよ〜、ありがとねー」
切島「？、おう！」
「じゃあそろそろ私達も食べるか」
山田「だな、ちょいと失礼するぜ〜？」
私達は相澤を挟む形で座る
相澤「狭い」
「「いただきまーす」」
私達は問答無用でご飯を食べ始めた
相澤「調子の良い奴らめ」
「相澤、そこのソース取って」
相澤「とれるだろ」
と、言いながらも相澤は取ってくれる
「ありがと」バシャー
山田「おいおいかけすぎだろ！！」
「これぐらいかけないと味しないじゃん」
山田「あーあー、せっかくの揚げ物が茶色通り越して殆ど黒に…」
相澤「いつか体調崩すぞ」
「生まれてこのかた30年、大丈夫でーす。」
味は濃ければ濃いほど良い
相澤「はあ…」
「あ、相澤から幸せが逃げてった」
山田「捕まえなくて大丈夫か？」
相澤「余計なお世話だ」
なんて、いつもの会話を特別な食事とともに楽しんだ
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年10月15日 18時
