鉄の抹消Ⅲ【ヒロアカ】 (ページ16)

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相澤side
　

そのまま俺たちは精進落としにも招かれた

黒鉄「豪華なお膳だ…いただきます」

俺たちは箸を動かす

だが空気は重いまま。

白雲が俺達にとって大きな存在だったのか思い知らされる

黒鉄「ほーら、あんまり暗い顔してると白雲が化けてでてくるよ」

山田「A…」

黒鉄「私達があいつにしてあげられることなんて1つでしょ」

黒鉄「なるよ、立派なヒーローに」

Aは凛としていた。

その言葉にはたくさんの意味が込められていたのだろう

白雲への感謝

ラウドクラウドの分までヒーローになる決意表明

みんなを引っ張っていく意思

白雲母「ありがとうね、Aちゃん」

黒鉄「！私のこと、ご存知なんですか？」

白雲母「もちろん、いつもあなた達のことを話していたわ。いつか、一緒に事務所立てるんだーって」

黒鉄「っ、」

白雲母「とは言っても！正義のために自分を軽んじたことは許せないわね、いつか叱ってやるんだから！」

黒鉄「おばさん、、」

白雲母「朧は、こういう雰囲気の方が好きそうでしょ？」

山田「っよし！あいつの分までうまい飯食ってやる！！残念だったな白雲！！お前の分まで俺がいただくぜ！」

その後少しずつ、少しずつ会話が始まった。

食事が始まり30分ほどだった頃

Aが立ち上がった

「どこ行くんだ？」

黒鉄「トイレだよ。すぐ戻る」

Aは行ってしまった

だが、5分経っても戻ってこない

山田「なんだ？腹でもいてぇのか？」

「さあな、俺もトイレ行ってくる」

山田「じゃあ俺もっ」

俺たちは席を立った