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黒鉄side
いつの間にか涙は止まり、私の顔には笑顔が戻っていた
「てかさ、聞き逃さなかったんだけど相澤の“不本意”ってどういうことよ。私にこんなことして友情が無いとでも？！」
相澤「なっ、」
山田「そこんとこどーなんですぅ？イレイザー？？」
相澤「ここぞとばかりに悪ノリを…」
「答えてくれないの？、(泣)やっぱり私達のことなんてどうでもいいんだね、うわーーん(泣)」
相澤「茶番だな」
「ハッ笑」
山田「もう1回3人で写真撮ろうぜ」
「えー今顔も髪もぐしゃぐしゃなんだけど」
山田「たまにはこういうのもありだろ、ほらお前らこっち向け！」
山田は片手に携帯を持ち、内カメで私達を写した
山田「プルス〜？」
「ウルトラー！！！」
カシャ
「見せて見せて！」
山田「ほらよ。って相澤、また笑ってねぇじゃねぇか！！」
相澤「どう写真に映ろうと自由だろ」
「えー、私見習ったほうがいいんじゃない？」
相澤「お前は目が線になるぐらい笑顔だな。もはや笑顔の域超えてるんじゃないか」
山田「急募！！笑顔を超える笑顔とは！笑」
「私もその答え求む！！」
相澤「お前ら黙ってろ」
山田・黒鉄「ぎゃっ！！」
私達は捕縛布で縛られた
相澤「これで静かになる」
「ん〜！！！」
山田「ん゙ーー！！！」
ミッドナイト「あなた達何してるの？」
「んんんんー！んんんん！」
ミッドナイト「悪いけど何言ってるかわからないわ。ほら、イレイザー離してあげなさい」
シュルシュル
相澤は私達の捕縛を解いた
「ぷはっ！」
山田「なんかこれも久しぶりだったな笑」
「だね笑」
ミッドナイト「ほら！イレイザーとマイクは片付け行くわよ！！」
「じゃあ、そろそろお別れだね」
山田「そうだな」
相澤「A、またな」
「またね！」
山田「じゃあなー！！！！」
私は二人が見えなくなるまで、背を見つめた
そしてもう一度空を見上げる。
さっきまで見ていたときとはまるで気分が違う
危ない危ない、二人がいなかったら間違いなく暗い気分のまま最高の日を終わらせるところだった
「今日はよく眠れそうだ！」
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年10月15日 18時
