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翌日、
全面戦争最終決戦、開始。
“家族”
“友達”
“恋情”
“個性”
これらの事情は世界を激震させるほどのもつれを生じさせる。
敵味方問わず、また多くの者が傷ついた。
また多くの者が血を流した。
だが中には救われる者も居たことも確かだ。
最終決戦、因縁の対決、ネットでは“日本の終わり”とまで揶揄されたこの戦いは救いにも地獄にもなりうる。
軽症者の手当をしながら聞こえてくる無線だけでも、胸が痛い
テントに運ばれてくる痛みに悶える人達の叫び声を全身で浴びるたびに、心臓が杭で打たれたように痛い。
「枸橘さん！こっちの補助入れますか！」
『行きます！』
でももう、涙は流さなかった。
とにかく必死に走り回っていた前回に比べ、周りと現実を見ながら丁寧かつ綿密に動くことが出来た。
『大丈夫ですか、消毒して包帯撒きますね』
『お茶、飲めますか？頭上げますね、ゆっくりで大丈夫ですよ』
『大丈夫ですよー、今ドクターが診てくれてますからねー！』
『ストップ！動くのは傷口塞がってからです、ハイ、花食べる！』
『“治癒”関連の備品補充しました』
“怪我が治ったら再び戦場送り”なんて、どれほど凄惨なことか。だが私が後悔することはなかった。
なぜなら、、
「個性“花言葉”？！すげーなおい！」
「あれ、、もう痛くない？」
「戻って加勢しないと！」
「行ってくる！！」
皆、いい顔をしてテントから出ていく。
これは花を売ってるときと同じ感覚だ。花を買っていった人達が送る相手を思い、具現化した幸せを掴む。それを店員として見送る私。
ピリピリと奮い立つ。
『行ってらっしゃい！できれば帰ってこないでくださいね！！』
「ひどくない？！！確かにもう怪我はしたくないけど！！」
「できるだけ気をつけるよ！」
『頑張れっ！ヒーロー！！！』
「「「おう！！」」」
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やゆよ(プロフ) - あわさん» あ、あわさん？！！大好きな作者様からコメント頂けてとても嬉しいです！“雄英のユーレイ”大好きです！！ありがとうございます！！ (3月29日 21時) (
レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
あわ(プロフ) - ああもうほんっとに！！高評価一回じゃ押し足りない！！ (3月29日 21時) (レス) @page47 id: 62a4013b15 (このIDを非表示/違反報告)
やゆよ(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます！全力で頑張ります💪 (3月24日 21時) (レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - めっちゃ面白いです（ ; ; ）投稿頑張ってください (3月24日 20時) (レス) @page23 id: ce509c1850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やゆよ | 作成日時：2024年3月17日 9時
