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この一連のことを思い出して気づいた。今言葉をぐっと飲み込んだのは私が辞めてと言ったから。
喧嘩を終わらせたと思ってた一言は、“終わった”んじゃない。私がアオキの心を深く傷つけたんだ。
『アオキ、もしかしてまだ私んこと好いとーと？』
あの時のアオキのように私が真剣に問うと、、
「そげんわけ無かやろ！」
と、大声で返された。
「ただ心配しとーだけや！Aはずっとけいちゃんに縛られながら生きてきたけん、もしかしたらAん時間は小学校ん時から進んどらんかもなって思うただけばい！！」
『そ、そう？』
「じゃ！俺仕事抜けてきたけんそろそろ戻る！おばさんたちんとこ行くんやろ？気ば付けてな！！」
アオキは早口でツラツラと述べると、部屋に入ってきたときとは真反対のテンションで部屋から出ていった。
だが、私の気持ちはあまりアオキの見せかけのテンションのように高くはなかった。
『…ずっと一緒におったけん私も知っとーばい。なぁアオキ、気づいとーと？アオキは本音ば隠すとき、無理やり全部ば押し切ろうとするっちゃん』
そしてそれは、いつも“誰か”のために使ってる
『謝らないかんのはこっちや。ごめん、アオキ。…ありがとう』
退院日、私の病室には女性の公安の人が2名ほど派遣された。二人とも公安の人にしては話しやすく、やりやすい。
施設に向かうための準備として久しぶりに帰ってきた家兼KARATACHIは、花がないからか物寂しかった。
スーツケースに荷物を詰め込み、外に止められている黒の車に向かう。閉められたシャッターには手書きで書かれた【KARATACHI休業のお知らせ】という紙が貼られていた。
公安の人によると私は、4月まで帰ってこれない。4月までマイホームとはお別れ。生まれ育ってきた街ともお別れ。
『どうか、4月。無事に帰ってこれますように。』
そうして私は車に乗り込んだ。
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やゆよ(プロフ) - あわさん» あ、あわさん？！！大好きな作者様からコメント頂けてとても嬉しいです！“雄英のユーレイ”大好きです！！ありがとうございます！！ (3月29日 21時) (
レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
あわ(プロフ) - ああもうほんっとに！！高評価一回じゃ押し足りない！！ (3月29日 21時) (レス) @page47 id: 62a4013b15 (このIDを非表示/違反報告)
やゆよ(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます！全力で頑張ります💪 (3月24日 21時) (レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - めっちゃ面白いです（ ; ; ）投稿頑張ってください (3月24日 20時) (レス) @page23 id: ce509c1850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やゆよ | 作成日時：2024年3月17日 9時
