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『どのような花束にしましょうか！！』
温かな笑顔で接客しているのは、この花屋の店主、
草のようなくすんだ緑のエプロンを身に着け、元気よく店を営む姿は街の人から“ひまわりちゃん”と呼ばれるほど好感度の高い人物だ。
『なるほど、結婚40周年に奥様に渡す花束ですね、承りました！』
「“ひまわりちゃん”は本当にいつも元気がよかね」
『ひまわりちゃんはやめてください、私もう22ですよ〜』
「そう言われたっちゃこん辺の老人からしたらAちゃんなみ〜んなん子どもやけんなぁ」
『アハハッ！ありがとうございます！奥様は青色がお好きでしたよね？少々お時間いただきます、店内でお待ち下さい！』
「ありがとう、よろしゅう頼むね」
花屋『KARATACHI』
とある街中にひっそり佇む花屋。小さい花屋だが、花の種類は豊富で扱いも丁寧だと評判がよく、街の人から親しまれている。
幼い頃から花が好きだった枸橘Aは、親から受け継いだ二代目の店主としてここで花を売っていた。
花を発注してそれを売る。
と言ったら一番手短に説明できる職だが、真心こめて花に水をやり、花の種類や状況によって扱いを変え、時に種から育てる花達にはどんどん愛情が芽生える。
また、花を買う人には何かしら理由がある。祝福、プロポーズ、風水。必要とする場面は様々だが、それらの多くは、世間一般で言う“幸せ”の根底にあるのではないだろうか。
お客さんに“花”という具現化した“幸せ”を買ってもらう。
押し付けがましいかもしれないが、花を買った人の顔は皆優しい。
これが枸橘Aが花屋を営む理由だ。
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やゆよ(プロフ) - あわさん» あ、あわさん？！！大好きな作者様からコメント頂けてとても嬉しいです！“雄英のユーレイ”大好きです！！ありがとうございます！！ (3月29日 21時) (
レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
あわ(プロフ) - ああもうほんっとに！！高評価一回じゃ押し足りない！！ (3月29日 21時) (レス) @page47 id: 62a4013b15 (このIDを非表示/違反報告)
やゆよ(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます！全力で頑張ります💪 (3月24日 21時) (レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - めっちゃ面白いです（ ; ; ）投稿頑張ってください (3月24日 20時) (レス) @page23 id: ce509c1850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やゆよ | 作成日時：2024年3月17日 9時
