表の俺と裏の君。【ホークス】 (ページ19)

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「これは、、」

1年前にあげたプレゼントが俺に返ってきた。これは決別、と受け取っていいのか…

「…」

コンコンコンと扉がノックされる。

スケプティック「私だ。私はこの部屋には入りたくない、十秒以内に出てこい」

「…了解で〜す」

俺が部屋を出ようと扉開けると暖房で籠もった熱気が一気に外に出る。その熱気に当てられたスケプティックは鼻を摘み嫌そうな顔をした

スケプティック「ずいぶんお盛んなことだな」

何もしていないがコンプレスの発言と下着姿のAちゃんで予想はつく。

「ミスリーさんっていつもこういうことを？」

スケプティック「ああ。全く、反吐が出る。」

そう言いながらもスケプティックはまたまた手際よく俺にマイクロデバイスを仕込んだ。

スケプティック「ついてこい、頼まれていた布教用の本が届いた」

「ありがとうございます！」

　
俺はその後、一室を借りて本にマーカーをひたすら引き続ける。分倍河原から得た情報を一刻も早くエンデヴァーさん達に伝えるために。

超常解放戦線は4ヶ月後、決起する。

エンデヴァーさん、、

ちゃんと受け取ってくださいよ、、、
　

俺は一晩中本を開いてマーカーを引き続けた。暗号の鍵であるこの作業はより一層疲労がたまり、目も頭も疲れる。

あのときちょっとでも寝てなかったら辛かったな