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黒鉄side
ということで2月になりました
今日は月イチの“スペシャル治療デイ”
地獄の始まりです
なんか、ちょっとふざけてないとやっていけないよね
AM6時
私は私服に着換えて、みんなが朝食を食べている所に向かった
「おはよ〜」
山田「はよーさん」
…だれ？
そこには金髪のハーフアップにお団子頭の男性がいた
山田「どした？」
なんだ、山田か…
「コッチのほうがモテるだろうに」ボソッ
山田「？？」
「なんでもなーい」
相澤「Aか、おはよう」
「おはよ」
相澤「今日病院だよな」
「うん。今から行ってくる」
山田「はえーな」
「一般の人と被らない時間帯にしてくれてるの、マジ神対応だよね」
相澤「朝飯は？」
「食べたら治療中絶対吐くから食べずに行くよ」
相澤はチラッと時計を確認する
相澤「今なら間に合う。送る」
「じゃあお言葉に甘えて」
相澤「5分待ってろ」
「らじゃっ」
相澤は急いでご飯を食べてくれた
「いってきまーす！」
山田「気ぃつけてな」
私は山田に見送られ、相澤の運転で病院に向かった
すごく手厚い待遇を受けているが、今は治療の憂鬱がどんなことよりも勝っている
「あー、やだなー」
相澤「全身麻酔とか無いのか？」
「ドクター曰く、全身麻酔とか使っても意味ない系の治療？らしいよ」
相澤「どんな治療だ。…帰りは何時だ？」
「えっと、地獄(治療)が5時間。前回は、深夜に治療受けて朝まで動けなかったから、総じて10時間ぐらい？それで7時スタートだから…」
相澤「17時か、迎えに行けたら連絡する」
「流石にそこまでは良いよ。もしかしたらチャチャッと動けるかもしれないし。ほら、この前言ってた普通科の子の訓練もあって忙しいでしょ？」
相澤「…」
「帰ってきたらプルーン用意して出迎えてね。あとソファで寝転べるところ確保頼んだ」
相澤「…分かった」
「おねしゃす」
なんて話をしていたら病院についてしまった。
「あー、やだやだ。」
相澤「注射嫌がる子供じゃないんだから速く行け」
「行ってきます…」
相澤「行ってらっしゃい」
私は相澤に見送られ、病院へ入った
いつもの部屋でたくさんの管に繋がれ、ベットに横たわる
殻木「では、始めるぞ？」
「はい。お願いします」
「がっ、、、ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙」
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年11月5日 17時
