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相澤side
教師寮は賑やかになった
心なしか、今までよりより明るくて温かい気がするし飯も美味く感じる
Aは根は真面目だから仕事も期待以上の働きを見せた
それによく笑うようになった
たまに、
黒鉄「オモリ、重い。。。」
とは言っているが、案外ケロッとしているので放っている
「A、来月のシフト表もらえるか？授業の予定を組みたい」
黒鉄「ちょうど出来たとこ！はい、お願いします」
俺はその紙に目を通した
「…2月は1日しか休み取らない気か」
黒鉄「元から土日は休みだし大丈夫。今が詰め込みどきでしょ。年始のインターンの意味、相澤もなんとなくわかってるんじゃない？」
「…じゃあ、この1日はなんだ？」
黒鉄「病院」
「いつも午前中に行ってたろ？」
黒鉄「午前中に行くよ？でもこの日は月イチのスペシャル治療デイ。これがなかなか辛くてね、その日は多分もう動けないからヒーロー活動もおやすみの日にしたの」
「そんなに辛いのか」
黒鉄「耐えられないほどじゃないよ？痛いけど」
「…送迎してやれたらいいが」
黒鉄「だーいじょーぶ。授業あるでしょ？もう一回経験済みだから覚悟して受けてくるよっ」
Aは手でグッドサインを作った
「何かあれば連絡しろよ」
黒鉄「あいあいさー！」
ブラド「お、いた。アイン、明日のB組の授業で相談があるんだが」
黒鉄「了解！じゃ、また後でね」
「ああ」
そう、この生活を満喫しているだけではいけない
“アイン”を消すための治療法も探さないといけないしな
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年11月5日 17時
