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相澤side
殻木〈強大な力を持つβをαから解放し、アインをイジればギガントマキア並みの脳無が完成すると、そう確信した！〉
刑事〈…〉
殻木〈じゃが、αが抵抗し続けてな。色々試した、どうすればαを破壊できるのか。新しい因子を入れて体が馴染むまで5年。その後、AFOに頼んで最後の調整をしてもらった。〉
塚内「これが神野の時にAFOがアインと接触した理由か。」
殻木〈そしてようやくαの力が弱まり始めた！新しい個性因子が元の性格を構築し、“アイン”として表に現れ始めたんだ！〉
刑事〈“アイン”を止めるにはどうする〉
殻木〈因子を破壊するしか無いな〉
刑事〈どうやって破壊する〉
殻木〈消失弾なら可能じゃろうが、もう複製はないし、αも傷がつく。αの制御を失ったβは暴れるぞ？既にその片鱗も出てきてるだろう？〉
グラントリノ「αの力が弱まったから、個性が成長していたというわけか」
刑事〈…なぜそこまですべてを話す〉
殻木〈彼女を動かし続けるには月に一回メンテナンスが必要。そうしなければ常軌を逸した体はボロボロと崩れ落ちる。じゃがもうその設備は無い！〉
刑事〈っ！〉
殻木〈体の崩壊が始まるまでに個性因子を破壊すれば助かるが、それをすればβが暴走し、人間の体では耐えきれん笑笑〉
刑事〈時間はどれぐらい残ってるっ！〉
殻木〈後一週間で次のメンテナンスの日だ。それをすぎればいつ死んでもおかしくはないが、、そうじゃな、長く見積もっても、、〉
殻木〈3週間の命じゃ〉
これで映像は終わっていた
「…」
塚内「3週間、、3週間でアインは本当に死んでしまう」
相澤・山田「「助けますよ/助けるしかねーだろ」」
グラントリノ「！」
山田「ジジイはもうすぐ死ぬって言ったんだ。Aは生きてる」
「グレースも生かす道があるから俺等に協力を仰いだ。助ける以外に道はありません」
塚内「！」
「ウジウジ悲しんでる暇があるなら、どんな茨道でも進みます」
グラントリノ「儂もできる限り協力しよう。塚内は引き続き死柄木達を頼む。」
塚内「わかった。必要であれば殻木との面会も組む、連絡してくれ」
「ありがとうございます」
A、おまえは知らんだろうが俺は結構粘着質だ。
地獄の果まででもお前を探しに行く。
言い逃げは許さねぇぞ。
〜鉄の抹消�后�終〜
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年11月5日 17時
