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相澤side
“酉ちゃん”はグラントリノさんである可能性が高い。
俺達はすぐ会いに行った
コンコンコンコン
グラントリノ「はい」
「失礼します」
塚内「イレイザー？！まだ動いちゃだめだろ！」
「グラントリノさん、、」
グラントリノ「ん？」
「貴方は、、“酉ちゃん”ですか？」
頼む、YESと言ってくれ。
俺と山田の額には汗が浮かんでいた
グラントリノ「どこでそれを聞いた？！！」
山田「ハッ！！！」
当たりだっ！
「っ教えてください！あなたを“酉ちゃん”って呼ぶのは誰です！！」
山田「お願いします！Aの命がかかってんだ！」
グラントリノ「アインとあいつが関係あるのか？！まさかっ！」
塚内「3人とも落ち着いて！傷が痛む。落ち着いて話をしよう」
グラントリノ「…そうじゃな。すまん塚内」
塚内「僕はお邪魔かな？」
グラントリノ「いや、お主も聞いたことがある話のはずだ。頼みたいこともある。居てくれ」
塚内「…」
グラントリノ「外に聞こえてはいかん。もっと奥に詰めろ、長くなる。」
「…わかりました」
俺達はグラントリノさんの指示に従った。
グラントリノ「…儂がお探しの“酉ちゃん”で間違いはない。だが先に教えてくれ。なぜその呼び方を知っている。儂をそう呼ぶのは、１人だけだ」
１人だけ、！
間違いなく“3人目”はその人だ！
「さっき、アインの“3人目”と思われる人物から見舞いの品が届きました。」
塚内「アインから？！生きていたのか！」
グラントリノ「…して、見舞いの品とは？」
山田「ヨーグルトとプルーン。あいつがよく食ってた」
グラントリノ「！！懐かしいのぅ、笑」
グラントリノさんは笑った
「そこに遅れてメッセージカードが届いたんです。Aを助けたければ貴方を探せと。」
グラントリノ「なるほど…」
グラントリノさんは少し考え出した
グラントリノ「塚内、」
塚内「？」
グラントリノ「アインの調査は進んでるか？」
塚内「…進展はない」
グラントリノ「なら、個性因子と血液を“グレース”と照合してくれ。」
塚内「グレース？！あの、グレースかい？！」
グラントリノ「ああ」
山田「相澤、知ってるか？」
「いや、、」
グラントリノ「しらんでも無理はない。30年前、突如姿を消した公安専属ヒーロー“グレース”。恐らく、いや間違いなく、」
グラントリノ「アインの母親だ」
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年11月5日 17時
