鉄の抹消Ⅴ【ヒロアカ】 (ページ41)

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相澤side

山田「“酉ちゃん”って誰だよ〜、、、」

「その人に頼めば全てがわかる、、、医者か科学者か、」

山田「もしくはヒーローとか？」

「ヒーロー？」

山田「だってよ、俺達に名前じゃなくて“酉ちゃん”って伝えたってことは、俺達が知っている可能性があるってことだろ？この業界なんじゃねーかなって」

「なるほど…」

やみくもに探しても時間がかかる。

なにかヒントがあるはずだ

思い出せ、あいつとの会話を、、

黒鉄？［やぁイレイザー。］

黒鉄？［私はAを守る者。］

違うここじゃない

黒鉄［あなた達を名前で呼ぶのは私じゃない。“A”のやること］

黒鉄？［私はAが生まれてからずっと守ってるの］

違和感

俺の記憶の中に必ず答えがある。

何だ、

黒鉄？［私はAを守る者。］

何だ、

黒鉄？［私はAが生まれてからずっと守ってるの］

なん、、、

黒鉄？［私はAが生まれてからずっと守ってるの］

“生まれてからずっと”、？？、、

「少なくとも、あいつは“Aが生まれた時から守ってる”そういった。」

山田「そういえば！」

「つまり“3人目”は、俺達の年代より三十年以上うえだ。なら“酉ちゃん”も！」

山田「三十年以上うえ、、少し下の代になるけどオールマイトなら、なんか分かるかな」

「…可能性はある。今なら生徒の見舞いに来てるかもしれん」

山田「俺、探してくる！！」ガタッ

山田は立ち上がりドアへ走る

「待て！！」

山田「？」

「俺も、連れてってくれ」

山田「…車椅子借りてくるから待ってろ」

「頼む」

山田「おう！」

山田が車椅子を借りに行ってくれた

「A、待ってろ」

俺はメッセージカードをグッと握りしめた。