鉄の抹消Ⅴ【ヒロアカ】 (ページ40)

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相澤side

看護師「ここにおいておきますね」

そう言うと看護師さんは部屋から出ていった。

山田「あいつ生きてんのかっ、」

Aが、、生きてる、？

黒鉄［ばいばい！笑］

「っ！探さねぇと」

俺はベッドから降りようとした

山田「今は動くなって！」

「あいつが生きてるかも知れん！！」

山田「相澤…」

「生きてるかも知れないんだ…」

また、一人で泣いてるかもしれないんだ…

この時俺は、ようやく“イレイザーヘッド”から“相澤消太”に戻れた

山田「…俺が探す。」

「山田…」

山田「俺が探すから、今は休んどけよ。その足じゃ、A見つけても捕まえられねーぞ…」

「…」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

扉が開く。

看護師「すみません！そのヨーグルト持ってきた人からメッセージカード預かってたのすっかり忘れてました！」

「メッセージカード？」

看護師「はい！これです！では！」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

看護師さんは、それを俺に手渡し、また部屋から出ていった

山田「…これではっきりする。Aなのか、Aじゃないのか」

俺は大きく深呼吸をした

「…読むぞ」

山田「おう。」

メッセージカードにはこう書かれていた。

“やぁ、イレイザー。マイクもいるかな？このプレゼントは誰からのものなのかわかるだろう。Aを助けたくば、酉ちゃんにこの事を話せ。”

山田「これって、、」

「３人目だ」

黒鉄？［私はAを守る者］

山田「ってことは、やっぱりAは生きてるってことじゃねーか！！？」

「ふぅ…」

緊張が溶けた。

生きていることがわかったなら、今はそれでいい。

山田「つーか、この“酉ちゃん”って誰？」

「知らん。聞いたこともない」

俺達は“酉ちゃん”探しを始めた