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黒鉄side
アイン「癖のある奴に捕まったわ」
「そうかな？笑」
アイン「言っとくけど私、貴方の恋の行く末を見るほど暇じゃないの。好きにしなさい」
シュッ
アインの意志が消えた…
右側も自由になる
「体、返してくれたんだね。ありがとう」
こんな出会いじゃなかったら、あなたとは、いい友達になれてた気がするよ
「そもそも出会えてないか！笑。あ、名前きくの忘れた」
まぁ誰でもいい。
最後まで一緒だよ“アイン”
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
どんどん衝撃が近づいてきてる。
「行かなきゃ」
私は地下への入口へ走り、中を覗く
すると、みんなが必死にこっちへ飛んできていた
そこには相澤と山田もいる
「…スゥッ」
「皆!急いで!!」
相澤「はっ、！」
皆がこっちを見て、目を見開いている
「色々ご迷惑おかけしました！！笑」
山田「アイン！！」
リューキュウ「アインも乗らないと！巻き込まれる！！」
エンデヴァー「アイン！リューキュウに乗れ！！」
「了解です！」
エンデヴァーさんやグラントリノさんは私を素通りしていった
エンデヴァーさん、後は頼みましたよ…
リューキュウ「イレイザー、アインを！」
相澤「(アイン！！手を伸ばせ！！」
、、ごめんね。
スッ
相澤「A!!!!」
私はその手を取らなかった
リューキュウ「どうしてっ！！！」
「誰かがこの崩壊を数秒でも止めないと、皆逃げ切れないでしょ？最後ぐらい、いい格好させてよね！笑」
皆の背中を見送り、私は迫ってくる崩壊と真正面から向き合う
「崩壊が伝播してる。ならっ！！」
伝播する前に新しいものを作り直して、少しでも崩壊の進行をおくらせる！！
「最後の仕事だ、アイン！」
私は膨大な量の鉄を創造し始める
「完全に抑えることは不可能！皆が逃げる時間だけを確保するっ、数秒でいい。数秒あれば逃げ切ってくれる！！」
「ヴォォォォォァ！！！」
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年11月5日 17時
