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相澤side
「証拠は、あるんですよね？」
塚内「…もちろんだ。」
「っ、、」
塚内「今、アインには本当に検査を受けてもらっている。こまめに報告をもらっているが、今のところ検査の結果に問題はない。」
山田「じゃあっ！」
塚内「これを見てくれ」
大きなモニターには俺達がこの建物に来た時の映像と、Aが待合室で待機している映像が流れる
塚内「更にここにサーモグラフィーを通す。ご存知の通り、赤ければ赤いほど熱を持ち、青が深くなるほど冷たい。」
するとどういうことだろう、
Aの人型だけくっきり青く映った
塚内「これを見る限り、アインの体温は室内外関わらず10度前後。人が後遺症なく生存できる最低温度は13,7度とされている。…ここまでいえば伝わるだろう」
そんなはずがない
黒鉄[相澤〜！]
太陽のような笑顔で笑うAが、？
塚内「さっきから部屋の気温も最大まで暑くさせているが、アインは汗一つかかず、なんの変化もない。おそらく、“温度”を司る神経、細胞、はたまた脳機能が働いていない。それに、この状態で低体温が保たれていることなど、普通じゃあり得ない」
全員「…」
塚内「この他にも、おかしい点がいくつかあった。」
ロックロック「…他ってなんだよ」
グラントリノ「神野であいつはAFOに強い打撃を受けた。だが、病院に運ばれてきた記録には大きな損傷は無いと残っている。」
塚内「死穢八斎會の件のときもアインが戦った現場には血痕が残っていたそうだ。調べたら案の定アインのものだったよ。だが、彼女に外傷は見られなかった。」
塚内「“超再生”だ」
リューキュウ「っ、黒い脳無にのみ搭載されてたっていう力…」
塚内「…あくまで可能性の話だ。確証はない。今日の検査を元に、色々調べていく予定だよ。」
グラントリノ「こういうわけだ。アインを作戦に参加させるのは危険すぎる」
エンデヴァー「…」
馬鹿げてる…
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年11月5日 17時
