鉄の抹消Ⅴ【ヒロアカ】 (ページ18)

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黒鉄side

私は急いで病院に行った

「ドクター！！」

殻木「落ち着きなさい。先に点滴を終わらしてからのぅ？」

「う、、わかりました」

私は大人しく点滴を受ける

・

・

・

だが治療が終わっても一向にドクターは帰ってこなかった。

私はドクターを探しに院内を歩く。

すると、、

看護師「アイン！！」

「はい？」

看護師「殻木先生が！！！」

「！」

私は看護師さんに言われた場所に走って向かった

院内が妙に騒がしい

何かが起きている

「ようやく治療法見つかったのに、、！」バタバタバタ

私がそこへ着いた時、言葉が出なかった。

ドクターが見覚えのある捕縛布で拘束されている

？「次はこっちが奪う番」

その声の主は、私の大切な人。

「あいざわ、、？」

相澤「っA？！なぜここに！」

山田「塚内さん！Aの監視役は！！」

塚内「――――！」

何かそっちで喋っているが理解が出来ない

私の目の前に広がる光景は、ドクターを狙うヒーローと警察の姿。

エンデヴァーさんと塚内さんもいる。

「どういう、こと、、、」

相澤「Aこっちに来い!!!」

「え」

山田「はやく!!」

「い、いやいや、待ってよ。ドクターが何したっていうの？5年間眠り続けた私を、こんな体になった私を見捨てずに、今まで担当医してくれてたんだよ？今日だって、治療法がわかったからって、、、」

相澤「説明は後でちゃんとする。だからっ！」

殻木「ヒッヒッヒ笑笑」

ドクターはすごく嫌な笑みを浮かべた

「ドクター、、？」

殻木「すまんのう、アイン。あと少しで完成だったのだが。」

「完成、？」

手足が強張り、悪寒が走る

殻木「じゃが問題はない。お主は十分に戦える人形になってくれた」

頭が、追いつかないっ、、

殻木「動け!!私のDollよ!!!」

キィィィィィン！！！

その瞬間、私は意識を手放した