be my love…4

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「待って」っと廊下に響く声。

誰が呼んでるなんて、振り返らなくても分かる。



…私の好きな人の声。







A: ど、どうしたの？(笑)そんな急いで




臣: …もう帰るの？…はぁ、はぁ。


A: ちょ、落ち着いて？(笑)座ったら？



自販機の前のイスに2人で座れば
なんとも言えない空気が2人を包む。



A: 2014もお疲れさまでした。こんなに
自分にプラスな事しかない1年初めて。


臣: 頑張ったもんね？お疲れ。


A: 臣くんほど働いてないけど(笑)
来年はもっと忙しいね…？私も頑張らなきゃ！



.




.




臣: …A。ちょっと飲み会顔だしてから
Aん家行っていい？話がしたい。





久しぶりに見る、その甘い顔。
私の膝の上の手に重ねられた大きな手。


ため息が出るほど綺麗でカッコイイ…。








A: …うん。寝ちゃってたらごめんね？


臣: ふふ(笑)インターホン鳴ったら起きてね？(笑)寒くて死んじゃう！



A: 起きなかったらごめん…ね？(笑)


臣: ダメ。…今日は起きてて？






そう言って頭にポンポンと手を置いて
メンバーの元に戻って行った。



こんな小さな事にも私のヤワな心臓は
きゅんっ！と音を立てる。







ーピッ、ガチャー



A: …たーだいま。部屋片付けなきゃ。




片付けて、お風呂に入りリビングで
撮りためた彼らの音楽番組を見る。


A: 忙しかったなぁ…今年。


なんて思いながら直人さんに貰った
赤ワインでキティーを少し呑んだ。


疲れと眠気と闘いながら
臣くんの帰りを待つ。







岩ちゃんAちゃんもうすぐ臣さん帰れると思うから、起きといてあげて?^ ^
Aお疲れ様でした!まだ飲んでるの?
岩ちゃん色んな人に捕まって帰りずらそう。笑
Aふふ。笑 そっか^ ^急がなくてもいいのに。
岩ちゃん本当は早く帰ってきて欲しいくせに〜笑。素直に早く帰ってきて?ってLINEしてみな?^ ^
Aやだよ、恥ずかしい。笑





.






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岩ちゃんのLINEから1時間が経ち




眠さも限界だった。






A早く帰ってきてよ…。




岩ちゃんに言われたのを思い出して

素直に自分の気持ちを送った。





臣くんそんな可愛い事言わないでよ。今向かってるよ。遅くなってごめんね?









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A: はやく、会いたいな…。

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