167 ページ26
会もお開きになり
明日はいよいよレコード大賞という事で
直人さんがスタッフ、メンバー全員に
熱いメッセージをくれた。
"なんとしてでも、取りたい" と。
LDHに転職して半年弱。こんなにも
目まぐるしい半年を過ごしたのは初めて。
たくさん素晴らしい世界を見せて貰ったし、
やっぱりこの仕事は天職だと思った。
N: では、皆さん隣の方と手を繋いで頂いて。
気合い入れで締めたいと思います!(笑)
" 3.2.1!DO IT! " ……メンバーのキラキラした
笑顔がそこにあった。
(人1): ちょ、大丈夫?(笑)酔いまわった?
A、送ろうか?
思いのほか立ち上がると、フラつく足元に
自分でもびっくりしていたら、
そっと腕を組まれ支えられた。
A: …ッ!
臣: (人1)ちゃん、俺が送るから大丈夫。
私の目の前でびっくりしている(人1)。
(人1): え…あっ。…はい!お願いしますッ!
すると私に向かって親指を立ててグッ!って
満面の笑みでサインを送ってきた。
そんな(人1)も隆二くんとなぜかついて行った
健ちゃんと(笑)タクシーで帰っていった。
A: …グッ、じゃないし!
臣: どした?(笑)
優しい声で私の顔を覗き込む臣くん。
そんな近くにいられたら恥ずかしくなる。
A: な、なんでもないです!照
帰りますよ!!
臣: お前送られてる身だろ(笑)(笑)
タクシーを捕まえ乗り込み、
サッと私の手先に触れた温かい手。
ドキッとして手は冷たいのに
カラダが熱くなる。
私の家に着き降りようとした。
臣: 俺も降りる。
A: えッ?!
地下駐車場で降りエントランスへ。
A: あの……上がるんですか?
臣: …ダメ?
私がこの眼差しに弱いのをこの人は知ってる。
普段クールなのに甘い時はとことん甘い顔をする。
昨日もなんだかんだ家に来てる臣くん。
臣: …別に襲ったりしねーよ(笑)
A: …ッ!そんな事で聞いてない。
結局家に来てリビングのソファーで
珍しくジッとしている臣くん。
A: どうしたんですか?急に静かになって(笑)
コーヒーどうぞ?
持っていたコーヒーを置いてそっと隣に
座ろうとした…
すると私の腰に回る腕、
お腹に顔を埋めて抱きついたきた。
ただ立ち尽くすしかなくて
いつもと違う臣くんに戸惑った。
A: どうしたの…?
臣: …ん。
A: (笑)…ん、じゃわかんないよ(笑)
臣: 明日…緊張する。
826人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あや臣 - もう少しエロ系が欲しいです。期待してます (2018年5月27日 13時) (レス) id: ff88e37272 (このIDを非表示/違反報告)
peko(プロフ) - JYUNNA☆さん» コメントありがとうございます(^^)うわ〜〜作者としてはたまらない褒め言葉っ!(o^^o)ありがとうございます!!続きもございますのでよろしければ覗いてくださいっ! (2017年1月6日 13時) (レス) id: 8f2e79ebdc (このIDを非表示/違反報告)
JYUNNA☆ - 毎回キュンキュンさせられてばっかです//更新楽しみにしてます! (2017年1月6日 11時) (レス) id: dd2a5f7786 (このIDを非表示/違反報告)
peko(プロフ) - コメントありがとうございます(;_;)嬉しいお言葉…に作者ニヤニヤしております(笑)今日更新できると思われますので…しばしお待ちください!ありがとうございます(;_;) (2016年12月28日 19時) (レス) id: 8f2e79ebdc (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ものすごーく、続きが気になります。(^ ^) 更新楽しみにしてます。ラブラブな2人をたくさん見たいです。 (2016年12月28日 18時) (レス) id: 7828c0f477 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:peko. | 作成日時:2016年11月2日 11時