be my love…4

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電話を切って時計を見ればまだ18時過ぎ。




A: 会いに行くって言われても…。



そのままカタカタと写真をUSBに
取り込んで作業に集中した。




ーピンポーンー



A: おかえり！岩ちゃっ…！？





ぎゅ。







A: …岩ちゃん？






ドアを開けた瞬間の出来事。
一瞬にして岩ちゃんの香水の匂いに
包まれて視界は真っ暗。








岩: ただいま。…よかったいてくれて。
帰ってたらどうしようって思った。



A: …いや、帰ろうって思ったんです正直。
こんな迷惑かけて居座ってるから…でも
鍵を預かってなかったから…(笑)出るに
出れなくて。ご飯食べました？









岩: ほんと上手いね！美味しいよ！！









時刻は21時。お疲れだろうし、休んでほしいし。
仕事もまだ家でやる分残ってるし帰ります。と
告げてやってきた玄関。





離してくれない、手。


こちらを見る
スッと吸い込まれそうな瞳。







A: …岩ちゃん？(笑)帰れない…(笑)




岩: だって帰って欲しくないから。
でも、仕事があるなら仕方ないか…
また明日事務所でね？





A: …いつからそんな寂しがりに？(笑)
ほんとに迷惑かけてすいませんでした。







少し歩いたところでタクシーを拾って
我が城へ帰宅。郵便物をチェックし、
無駄に広いロビーを抜け帰宅。







疲れてお風呂にサッと入って残りの
データを整理。明日の準備をしていると
なったインターホン。





A: 誰だろ…、怖いな。





恐る恐るインターホンを受けると、
カメラ前に立つヴォーカル2人…




ん？





なんで？(笑)



時計を見れば23:35。




とりあえずスターをロビーに
ほったらかす訳にもいかず
エレベーターで上がってきてもらうことにした。





A: どうしたんですか！
こんな時間に2人して。え？ちょっと！




臣: A〜。ふふ。




相当酔ってるのか、ドアを開けるなり
隆二くんに支えられた臣くん。




隆: ごめんね？こんな時間に。
ちょっと上がってもいい？
あれ？スッピン？(笑)






…ッ！！！しまった！スッピンだった…




A: すみませんお見苦しくて…(笑)


隆: え、可愛いじゃん！
俺スッピンのが可愛いとおもうけど！






そんなことを言いながらリビングまで来た。




A: どうしたんですか？急に。



隆: 仕事終わりに飲みに誘われてさ臣に。
強いの飲んで酔って。
「Aに会いたい」って言うから…

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