be my love…3

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臣side


隆二の言う通りだと思った。


寂しいなら、寂しい。
会いたいなら、会いたい。
嫉妬したなら、嫉妬したって…

素直に言わなきゃ伝わらない。





(人1): 人通り多くて
前に車着けれないらしくて裏回ってください！



隆: おっけ〜！お疲れ様〜！

健: お疲れ〜〜気をつけて帰りや〜？！

N: 遅くまでお手伝いありがとうね！^ ^






A: 全然です！お疲れ様でした！





(人1): もう誰も居ない？車出すよ？！

A: いいと思う〜！先に衣装片付けてるね！

(人1): おっけ〜！後で行くー！









臣: A。



A: …え？！車出ちゃいましたよ？！



そう言って慌てて携帯で連絡を取ろうとするから
その手を止めた。掴んだ手を見て
え？みたいな顔で見つめてくるから









臣: あ…その…Aのこと待ってた。



A: え？私を？







(人1): A〜〜？これ、日付順に並べ…あっ。





目を丸々として、俺とAの事を見てる
(人1)ちゃん。ニヤニヤして失礼しました♡って
出て行ってしまった。見られた…(笑)




A: ちょっと…！(人1)…！









(人1)ちゃんのことを追っかけようとしたから
俺はまたその手を掴んだ。





臣: …行かないで。








これが、素直な気持ち。






A: …臣くん。







臣: 今から時間ある？





A: う、うん。大丈夫だけど…。
明日朝早いじゃないんですか？撮影…


臣: 大丈夫。それより…Aと一緒にいたい。






これからは、思った事はちゃんと言おう。





俺から出た言葉に驚いた顔だった。



A: あ、えーっと。に、荷物まとめてきます。
ここで待っててください。



臣: うん。待ってる。







俺が素直になったら、
キミも素直になってくれるかな？









A: お待たせしました。ご飯でも行きますか？
あたし今日車なんで飲めないですけど…



臣: じゃぁ、なんか買ってAん家で飲もうよ。





A: え、あたしの家ですか？(笑)
……わかりました。








家に着きエレベーターに乗り込むと
思わず2人だけの空間を利用して
小さな手を握った。





隣を見れば恥ずかしそうに俯いている。
岩ちゃんにもそんな顔すんの…？
そっと芽生える小さな嫉妬。







A: どうぞ？散らかってますけど(笑)



年末のスケジュールや年明けの事、
フォトブックの内容をチェックしてくれたり
談笑しながら、買ってきたお酒を空けた。

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