be my love…3

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臣side



たくさんの美味しい料理が運ばれてきて
違うお皿が来るたびに目をキラキラさせて
何度も" 美味しそう〜〜♡ " と言うA。






メインのお肉が来た時にはもう
ダイヤモンドでも
あるかのような目をしていた(笑)

そんな表情に幼さを感じた。









言葉にすれば同じだけどLAでは
日本にいる時とは全く違った表情をする。


困った顔、怒った顔、バツの悪そうな顔、
照れた顔、泣きそうな顔、
サンセットに照らされた横顔、
移動車で見た可愛い寝顔…。








そしていつもの、俺の大好きな笑顔。






他のメンバーは、こんな表情見てないんだ…
って思ったらついつい顔が緩む。



俺こんなに独占欲強かったっけ…(笑)
LAでのあの表情は俺だけが知ってるんだ…って
思うと嬉しくて。








A: おーい？(笑)お肉冷めちゃう！
食べないの？食べちゃうよ？





臣: …！あ、え？食うよ？あげないよ？(笑)



A: なーんだ。(笑)ねぇねぇ臣くん。
これってベランダ出れるの？


臣: 風が強いとムリだけど今日は大丈夫だよ。
ベランダ行きたいの？酔った？(笑)





A: 酔ってませんよ(笑)！すっごい綺麗だもん…写真撮りたくて。みんなに見せてあげたい！








臣: 足元気を付けて？




A: なんか今日の臣くん、優しい。(笑)



臣: なにそれ(笑)いつも優しいじゃん(笑)









ベランダの柵にもたれながらしばらく
写真を撮ったり動画を撮ったり…
それぞれLA夜景を楽しんだ。









臣: …A？




ーカシャー





A: …ん？！あ！！！！撮ったでしょ！！






夜景を眺める後ろ姿だけでも十分愛おしい。







けど…俺の選んだsaint laurentのドレスを着て、
名前を呼べば振り向いてくれるこの光景は
もっともっと愛おしく、贅沢なものだった。








夜景に目をキラキラさせて、シャッターを
切り続けるから、一向に俺にかまってくれない。









その愛おしい後ろ姿に我慢できず
彼女の背中を優しく包んだ。









A: …ッ！！！きゃ。…//







臣: …ビックリした？(笑)





そう耳元で呟けば、くすぐったそうに笑う。





臣: 写真ばっか撮ってないで俺にもかまってよ。








こんな事言うキャラじゃないけど。
思った事をちゃんと今言わないと、
きっと後悔するし、気持ちが伝わらない気がして。









珍しい俺の言葉に目を丸くして
驚く姿も…また愛おしい。

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