be my love…3

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臣side


正直不安でしかなかった。


オフもらって当日
ドタキャンされたらどうしよう…とか。





でも、俺の言った通りに
いつもより可愛くして来てくれて
耳にしたアウトレットに行きたい！って
願いを叶えようと連れてったんだけど、

俺の買い物に嫌な顔ひとつせずついてきてくれて。
この子の誕生日を祝ってるのに…って思ったけど


仕事では見せない素の笑顔が垣間見る
ことが多くあり胸が高鳴った。









繁華街に戻ってカフェで休憩することに。





大きなメニューを店員さんから受け取り
"ん〜。どうしよう、あ〜。" 悩み続け
必死ににらめっこする姿が可愛くて。




Aの背中にもたれるように
肩に顎をのっけてみた。








臣: んー。俺ね〜、キャラメルマキアート。
Aわ〜？





A: 臣くん。…くすぐったいからやめて//







たぶん、俺の髪の毛が首にあたって
くすぐったいんだろう。(笑)
でもそんな可愛いく言ってもやめないよ？









臣: やだ。このサンドイッチ半分こしよ？








もぉ！っとプンプンしてたけど
サンドイッチがよっぽど美味しかったのか
半分こって言ったのに俺に渡された時は
もう3口くらいしか残ってなかった。


まぁ、美味しそうに食べてたからいっか。









横で、さっき買ったココアをストローで
ちゅーちゅーしながら
携帯をいじっているAを見て思う。









" 運命の人って意外に近くにいる "





きっとこのフレーズ誰もが聞いたことがあるはず。









俺はAにそんな気がしてならないよ？
Aはどう思ってる？

初めて会ったときも、その後もしばらく
シャイが発動して冷たい態度をとったかも
しれない。けど、Aは何気ない普段の話や
面白かった話、何でも話してくれた。
俺いつもスタッフには、苦手意識持たれるから。笑




仕事してる姿はほんとに、一切妥協しない。って
感じの仕事っぷりで…男顔負け。
誰よりも早く来て、楽屋の片付け、
スタッフへの挨拶、明日の準備をこなしている。
俺らがちょっとワガママ言っても
何とかして見ます…って一回は飲み込んでくれたり。でも、いつも仕事に100%でプライベートにも100%だからバランスが取れなくなると色んな
ものが溢れて、1人で泣いてるでしょ？









いま隣で、昨日までの撮影のスタッフ側の
裏話を楽しそうに話すAを見て




改めて





" 好き "








そう思った。

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