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HI: じゃぁそろそろお開きにするか!
HIROさんのその声でみんなが
帰る準備ををし始めた。
直己: ELLY〜!健二郎〜!起きろ!
N: 隆二〜〜!(人1)ちゃんもほら!帰るよ!
2人して潰れてんじゃねーよ(笑)
A: あ、直人さん(人1)は私が連れて帰ります。
N: あ、ほんとに?ありがとう助かる!
あ、これ。気をつけて帰れよ?
A: えっ?そ、そんな大丈夫です!
そんなにかからないですし!
気をつけた帰れよ?と渡されたのは、タク代で。
どこまでも面倒見のいいリーダーだ。
帰ろうとヒールを履こうとした時、
A: あっっ!
臣: っ!危ねぇなぁ(笑)…ん。
今さら酔いが来たのかフラッとして
バランスを崩しそうになり手を貸してくれた。
臣: 気をつけて帰れよ?それと…。
あんま、溜め込むなよ…心配っすから。
ードキッー
そう言って、頭にポンっと手を置いて
タクシーに乗り帰って行った。
また、心臓がうるさい。
なんでだろう。
好きなったらツラくなるだけ…
わかってる、そんなこと。
そんな事を考えながら(人1)を自宅に
なんとか連れてきて、ベットに寝かせた。
携帯を見ると
臣くんちゃんと着いた?
ほらね。またそうやって
わたしの心に入ってくるんだから。
A: はぁ。なんなのよ。
トークを開かず、画面の電源を落とし、
シャワーを浴びた。
携帯を見ると
着信 2件
LINE 3件
全部臣くんからだった。すると、
ーPrrrー
A: あっ、。
臣: …!あ、やっと出た!…心配したじゃん。
何で出てくんねぇの?
臣くんの声聞いたとたんなんだか
涙が止まらなくて。
A: グズっ。ごめ、んなさい。シャワーに。
臣: …泣いてんの?どした?Aちゃん?
A: グズっ…泣いて、ない、です。
臣: ウソつき。めっちゃ泣いてんじゃん(笑)
A: うるさいです。(笑)
臣: あっ!そーゆー事言う?(笑)
強がんなよ。…せめて、俺の前くらいさ。
そんな事言うからもう、涙が止まらなかった。
もう声を殺して泣くこともできない程
溢れ出てきて。電話越しに号泣してしまった。
何も言わずただ、ただ電話を繋いでくれていて。
見かねた臣くんが、
臣: Aちゃん?公園来れる?
なんか、心配で寝れねぇわ。
A: …グズ…えっ?今からですか?
臣: 当たり前でしょ(笑)
A: …化粧してない…。
臣: そんなもん、どうだっていい。
俺、待ってるから。
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peko(プロフ) - しほさん» コメントありがとうございます(;_;)ドキドキしながら読んでいただけてとっても嬉しい限りです!2や3も順次更新しますのでよろしければまた覗きに来てください(^^) (2016年9月20日 11時) (レス) id: 8f2e79ebdc (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - ドキドキしながら読んでます。岩ちゃんと臣くんこの先どうなるのか楽しみです。 (2016年9月20日 9時) (レス) id: 80f2cc66e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:peko. | 作成日時:2016年7月17日 1時