一足遅れた【セイレーン】 ページ11
俺様は、能力をフルに活用して、足場ごと少女___月詠詩__
__を落とすと、走り寄って、彼女の固く握られた拳を開いた。
「あった…!」
その中には、万年筆。帝の能力で出したもの。
全速力で、悠久古書店へかけ戻る。
「ぜぇ……はぁ……」
荒い呼吸をしながら、たどり着いたそこで、
猫井にとりあえず万年筆を渡し、呟いた。
『霧』
意図を察した猫井は霧で数本の万年筆と原本を作り出し、
ヒュゥン!!
風を切る音をさせ、上に投げる。
一瞬驚いた皆だったが、意味は分かったらしい。
それぞれに原本と万年筆を持つ。
一人だけ、原本を取らなかった奴がいたのを見る限り、そいつが本物を持ってるらしい。
ちょうど本物の万年筆を取った。運がいいな。
かぐや姫が言った。
「ちょうど万年筆も手に入ったことですし、原本、ここで取らなくてはいけなくなりましたね?」
時間、どこまで持つだろうか。
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総悟13(低浮上)(プロフ) - 更新します (2018年4月15日 13時) (レス) id: e5fad7f655 (このIDを非表示/違反報告)
ツバサ(プロフ) - 更新しました (2018年4月11日 23時) (レス) id: fa00ecbe89 (このIDを非表示/違反報告)
ツバサ(プロフ) - 更新します (2018年4月11日 23時) (レス) id: fa00ecbe89 (このIDを非表示/違反報告)
夕月 陽奈(プロフ) - 終わりました (2018年2月13日 18時) (レス) id: f60ccf7661 (このIDを非表示/違反報告)
夕月 陽奈(プロフ) - 更新します (2018年2月13日 18時) (レス) id: f60ccf7661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梨紗 x他10人 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年12月15日 19時