少女の名は…【手毬咲悠】 ページ29
銀色に近い白色の髪を揺らめかせながら走っている少女がいた、少女の瞳は水色でたれ目で服装は全身が紺色という感じの少女だった。
普通の少女とあまり変わりがないように見える少女だが二つだけ違う所がある。それは少女の着ている服装はサスペンダーなのだが横に短剣が下げてあるという事と今のご時世ほとんど見ることが出来ない
少女は普通の少女ではない、少女は
急いで転送装置に入り戦場へ行く。
「今回が初陣なんだ、」と改めて思い返して僕の宝物の手毬君と短剣君を握りしめる。
短剣は姉さんから貰った大切なものだった、姉は季寄せの一期生だったけど負けてしまい、雪だるまになってしまった。
その後、僕は季寄せに入った。本当に今回が初陣だ、頑張らないとね。
目を開けるとそこは戦場だった。遠くから人の叫び声や断末魔が聞こえてくる。耳を塞ぎたくなるような声が聞こえた先を目指して進むのだが、何事もなくたどり着けるはずもなく敵の破壊者と遭遇ししてしまった。いつ見ても気持ち悪い姿なのは変わりがない。
僕の力は余り戦闘向きではないので知恵を使わなければならない。まずは近寄ってくる破壊者を よけながら能力を発動するのによさそうな場所を探す。
近くによさげな場所があったのでそこに立ち破壊者をおびき寄せる。いつの間にか破壊者の数は一体から五体に増えていた。本来ならば絶望するはずだが僕は思わず口元を歪ませてしまった。
破壊者たちはどういうことかまだ分かっていない様子だったが気にせずに手毬君を地面に落とす。
「ありがとうね!罠に引っかかってくれて!」
そういうと瞬間地面が揺れる、ああ、誤解を招く言い方してしまったので訂正する。正確に言うと
「破壊者の周りだけ」を揺らしているのだ。
すると一瞬で破壊者たちが見えなくなる。どこに行ったかは簡単。揺らしているうちに地面が崩れてみーんな落とし穴にはまっちゃった。こうすれば後は簡単。近くにあったレンガを落とし穴に沢山
入れる。下からの声が気になるけど無視しようね!破壊者たちが見なくなったら、もう一度地面を揺らす。するとあら不思議、今度はもう声が聞こえないし大丈夫。だけど最後に手毬君を転がす。
すると、地面は「パキ、パキパキ」という音を立てて凍り始める。僕は「よし」、そう言いまた走り出す。
そういえば忘れていたけど僕の名前は手毬咲悠、季寄せ第二期生だ、
7人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
魁來。(プロフ) - 終了しました (2017年12月1日 6時) (レス) id: dc73ea1538 (このIDを非表示/違反報告)
魁來。(プロフ) - 更新します (2017年12月1日 6時) (レス) id: dc73ea1538 (このIDを非表示/違反報告)
トウキビ(プロフ) - 更新しました (2017年11月25日 19時) (レス) id: 897976709d (このIDを非表示/違反報告)
トウキビ(プロフ) - 更新します (2017年11月25日 19時) (レス) id: 897976709d (このIDを非表示/違反報告)
フリダ‐(プロフ) - 更新終わりました。 (2017年11月24日 19時) (レス) id: f3285e7d53 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:四季紡ぎ。作成メンバー x他9人 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年11月12日 22時