検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:145,764 hit

No.5 ページ5

.






疑いが確信に変わったのは雑誌に載ってた写真









マスクから少し見えるホクロとあの目つき









そして、名前









「と、さか…ひろおみ」









きっと、”オミ”はひろおみのオミで









このグループのボーカル









オミ「ご飯できたけど…?」









「あ、うん!今行く!」









きっと、誘拐犯なんかじゃないんだ









女なら、誰でも良かったんだ









そうだよ、そうじゃないと私なんか拾わない









意外と早いお別れだな









今日中にどこか泊まれるとこ見つけないと









オミ「ねぇ…なんかあった?」









「…なんで?」









オミ「なんか…ソワソワしてて変だから」









そりゃ、芸能人の家にいるの知ったらそうなるよ









「登坂、広臣って…有名な人?」









オミ「……あー、三代目の人?」









「…知らない」









言えばいいのに、ここまできても言わない









「…オミさんは、その三代目に入ってるの?」









オミ「…知ってたの?」









「さっき…寝室に置いてあるアルバムとか見た…」









オミ「ふーん…ま、言っとくけど
Aの前での俺とテレビの中の俺は違うから」









「…え?」









オミ「Aの前では誘拐犯…でしょ?」









「…女なら誰でもいいんじゃないの?」









オミ「A以外の人は、拾わない」









私が何も言えないでいるとオミさんが









オミ「拾うより…誘拐って言った方がいい?」









「…”優しい”、ね」









オミ「…出ていこうとかしなくていいから」









「だけど…撮られちゃうよ」









オミ「いいよ…その代わり、家事やっといて
こう見えても最近忙しいんだ、それだけお願い」









「…そのぐらい、やるよ」









こうして









外では有名人の登坂広臣









家の中だと誘拐犯のオミさんという









不思議な人との生活が始まった









next→

No.6→←No.4



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (185 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1090人がお気に入り
設定タグ:登坂広臣 , 佐野玲於 , 三代目JSoulBrothers   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆーり x他1人 | 作成日時:2017年4月15日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。