【HQ!!】トサカヘッドの彼に恋しました。２【黒尾鉄朗】

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『やっとついたー！』


新幹線で東京まで帰って、そこからバスで音駒へ…酔ってしまっていた私はずっと眠り続けた。



やっと乗り物から解放され、両手を挙げて伸びをする。



黒「んじゃ、明日は学校だからな？遅刻すんなよー。」


鉄朗の話を聞いてそれぞれ家に帰る。


衛「A、帰るぞー」


『はーい』



衛輔に呼ばれて荷物を持って近付いた。



黒「また明日なA。しっかり休めよ？」


『うん！しっかり休まないといけないのは鉄朗でしょー？』



そう言うとわしゃっと頭を撫でられた。



黒「Aに体調崩されたら俺が正常に動けねぇから。」



『あー、はいはい。じゃ、また明日ね！』



黒「おーう！」




＿＿…

黒尾side




家までの道を研磨と歩く。


黒「研磨、歩きながらゲームすんなよ。危ねえ」



俺の言葉を無視して歩きながらゲームをする研磨に呆れる。



そろそろ研磨の家だ。

黒「明日は学校だからな？遅れんなよ？」



研「うん。わかってる。」



そうやって返事しときながらゲームから目を離さない研磨が心配になる。



だけど返事をしたから何も言えない。



黒「お、ついたな。んじゃ、また明日なー」



研「うん。バイバイ」



俺も自分の家へと帰った。


黒「たでーまー」


数日ぶりの我が家。


あー、早く風呂入って寝てぇ…



黒「…っうおっ？！？！」



靴を脱いで、自分の部屋に向かおうとした瞬間、体に何かがぶつかった。



よろけながらも慌てて体制を整える。



一旦落ち着いて自分の体を確認。

すると誰かが俺に抱きついていた。


そいつの顔を見て俺は目を見開く。





「おかえり！鉄朗！」




黒「なんで、お前がここにいんだよ＿＿＿由香里。」

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