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予定通り、ザンッと音を立ててプール全体の電気が消えた。
それを合図に私たちは足元に気をつけながら移動して、昨日から用意していた飾りを準備して電気がつくのを待つ。
そして、またザンッと音を立てて明かりがつく。
驚いている様子の凛にむかって、私たちは手に持っていたクラッカーを鳴らした。
凛「はは…まさかここでこうくるとはな。すっけーサプライズだ」
渚「へへっ。驚いたでしょ〜？」
渚くんの声で、プールに浮かべられたバルーンアートを見ていた凛がこちらに振り向く。
遙「桜のプールのサプライズ返しだ」
江「鮫柄の人達にも協力してもらったの！」
百「マジっすか！？俺、聞いてないっス！？」
プールを見ながら未だに驚いているモモに少し笑いながら魚住が説明した。
魚「わり…。お前に話すとうっかりバラしちまいそうだから、黙ってた」
バラしちまいそうというか、多分バラすから言わない方がいいと言ったのはこの私だ。
似「ごめんね、モモくん」
百「すっげーサプライズっす！ラッコもいるっス！ああっカピバラも！！」
嬉しそうに声を上げるモモに若干呆れながら声をかける。
『モモ、アンタが喜んでどうすんの』
清「ガハハ！百太郎へのサプライズになってるな！！」
真「なんか、お返しのお返しみたいになっちゃったけどね」
怜「バルーンの飾り付けは渚君のアイデアです」
渚「気に入ってくれた？昨日みんなで徹夜で作ったんだ〜っ」
感動で泣きそうになりながら凛が"お前ら…"と呟く。
宗「凛、泣いていいぞ」
遙「プールの中だといくら泣いても気付かれないからな」
凛「バカヤロ。泣かねーよ…」
そんな2人の言葉に凛は顔を背けた。
もうその声が若干泣きそうだとは口に出さないようにしておこう。
天「こんな名言があります。涙があるからこそ、人は前に進めるのだ」
笹「さあ、みんな。せっかくのバルーンプールだ！！目一杯、楽しめ！！」
みんなおーっ！！と叫んで服を脱ぎ捨てると一斉にプールに飛び込んだ。
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まゆ(プロフ) - さいこ〜〜です、、(>_<)♡ (2022年6月5日 0時) (
レス) @page48 id: 0ae16f7ca1 (このIDを非表示/違反報告)
流威 - この作品大好きです！表現や文章の構成、登場人物の心情の仕方も作文を書くときに参考にしたいくらいです！文が輝いてます…！最高です。これからも応援してます！ (2018年8月24日 22時) (レス) id: da16b37971 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 三部作と番外編まで読ませていただきました。すっっっっっごく好きです！！本当に作者様がFree!の世界に行ってしまったのかと思うくらい臨場感や話の流れが上手くて宗介にも幸せになってほしいですし、りんちゃんのスパダリな感じがすごくツボでした！応援してます！ (2018年5月6日 13時) (レス) id: 0aae1b1b43 (このIDを非表示/違反報告)
和★雅(プロフ) - 初めまして！宗介の作品から凛の作品まで全部読ませていただきました｡宗介･凛推しの私にとって最高でした！きゅんしながら読んでいました!凛で書かれた嫉妬や妊娠発覚から出産や看病などを今度は宗介ver.で読んでみたいです！ 2作品のその後も読んでみたいです！ (2017年6月25日 13時) (レス) id: 23276461b4 (このIDを非表示/違反報告)
流れ星 - 初めまして！私も１話から全部読ませていただきました！とてもおもしろかったです！私も凛大好きなので、この作品に出会えてよかったです！いきなりなのですが、リクエストよろしいですか？夢主ちゃんと凛と明輝くんと初ちゃんの四人の話が見たいです！ほのぼの系で！き (2016年8月23日 9時) (レス) id: 1ea4448835 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アコ
| 作成日時：2015年8月2日 23時
