【Free!】一歩ずつ、君に近づいていきたい… 番外編【松岡凛】

第一印象…無愛想。 ページ1

凛との出会い


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清「おー、Aちゃん！今日、新しく部員が一人増えるからな！オーストラリアで水泳してたらしいからな…帰国子女だぞ！凄い奴だぞ！」



お兄ちゃんからの突然の報告。


別にそこまで興味はなかった。


ただ、そーなんだぁ…程度。


部活の時間、ドリンクを作っている間に噂の帰国子女の自己紹介が終わってしまったようで、後でお兄ちゃんに呼び出され個人的に自己紹介させられた。



別にしなくても良かったと思ったが、同じ学年だし、卒業まで同じ部活で活動するなら仕方ない。



清「さっき話した松岡だ！松岡、この子は俺の妹で水泳部マネージャーのAちゃんだ！」



マツオカの隣に立って私を紹介するお兄ちゃん。



『えっと…御子柴A。これからよろしく？』



凛「松岡凛、よろしく。」



初めの松岡の印象…無愛想。



私だってアンタに興味ないけど一応笑っといたよ。



なのにコイツは真顔。しかも目も合わせようとしない。



帰国子女だかなんだか知らないけど何なんだコイツ。



これから先上手くやっていけないような気がする。



いや、上手くやっていけない。



お兄ちゃんはマネージャーだから分からないことあれば何でも聞けよとか言ってるけど、嫌です。



こんな怖い人と話すのも嫌なんですけど。



紹介が終わるとすぐにプールに向かう松岡を見て、向こうも関わりたくないだろうと思った。



きっと私たちは卒業までの間、そこまで仲良くならずにただ部活が同じだけの仲で終わるんだろう。



その時はそう思ってた。



将来私たちが結婚までしてしまうなんて思ってもいなかったんだ。

おめでた→

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