【呪術廻戦】生意気な後輩が入学してきたのだがPart２【男主】

「生意気な後輩だけど」 ページ21

『てか、これから雄と合流して飯食い行くから』



「建人どこ行きやがった」といつの間にか居なくなってしまった七海の姿を探すA。



悟「は？聞いてないけど」


『言ってねぇから』


悟「僕は寂しく1人でご飯食べろって言ってんの？」



また肩を組んでくる悟に、Aは「くっ付いてくんな気持ち悪ぃ」と腕を叩きあしらう。


悟「美味しいご飯作ってあげようと思ったのに」


『そこは高い店連れてけ』


悟「高い店行く？」


『建人たちと行く』



「じゃ、サヨナラー」と七海を探しに行くAに、真希や菜々子達は気付いていない。



悟「僕の良心を無視するなんてほんっと生意気な奴」


傑「とか言いつつ大好きだよね」


傑のその言葉にこれでもかというほど口をへの字にし、全然と首を振る悟。


恵「でも家一緒でしたよね？」


Aと悟がシェアハウスしているという事実に悠仁が「え！？そーなの！？」と大声で驚く。


悟「だってA放っとくとなんも家事しないから部屋がゴミ屋敷化する」


卒業してすぐそれぞれ一人暮らしをしていたが、家事をしなかったためAの部屋はすぐにゴミで溢れた。

どうせお互いしか出張ばかりで家を空けることが多いということもあり、何故か家事はやってあげると言い出した悟の提案にAが頷いたのだ。



悠「なーんだ！やっぱ仲良いんだ！」


悠仁が笑顔でそう言うと、悟は少し黙ってからAが歩いていった方を見る。




悟「そーだね。生意気な後輩だけど、可愛い後輩でもあるからね」




_____…


『ハックショイッ！』


灰「え、風邪？」


七「風邪ならうつされたくないので帰ってください」


『少しは心配しろ？』

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