【呪術廻戦】生意気な後輩が入学してきたのだが【男主】

「うーっわ、ウッザ」 ページ7

Aが部屋でテレビを見ながらピザを食べていれば、勢いよく部屋のドアが開いた。


『……ノックも知らねぇのかよ』


部屋に入ってきた人物を見て、A特に驚く様子もなく再びピザを口に運んだ。


悟「オマエ、生意気にも程があるぞ！」


『あー、ハイハイ。ドーモ』


悟「褒めてねぇよ！」



一人で怒っている悟をほぼスルーして、テレビを見ながら適当な返事を返す。


そんな様子に悟はさらに顔を顰め、腕を組んでAの前に座った。


『は？なに？ピザ食いたいなら自分で頼めよ』


流石に居座るとは思いもせず、座り込んだ悟からAはピザを箱ごと遠ざけた。


悟「要らねぇよ。オマエが態度改めるまでここに居座ってやる」


『うーっわ、ウッザ』


そこにトントンとノックの音が響いた。
音のした方を2人が見れば、悟が入ってくる時に開けっぱにされていたドアの隣に傑が立っていた。



傑「食事中に悪いね」


『早くコイツ連れてけ』


悟「その口の悪さどうにかしろ」



悟を連れ戻すために来たのかと思えば、傑も同じように悟の隣に座り込んだ。


『なに？食堂の飯そんなに不味いの？』


悟「だからピザ目当てじゃねぇよ！」


Aの一言一言に怒る悟を、話が進まないと傑が黙らせる。


傑「あまり私からとやかく言うつもりはなかったんだが、悟が君のこと気になって仕方ないみたいだからね」


悟「はぁ！？別に気になってねぇけど！」


また騒ぎ出す悟を再び黙らせ、傑は悟からAに視線を移した。


傑「悟の言うように、もう少しだけ態度を改めて貰いたい」


『先輩の言うこと聞きなさいってか？同じ学生、1年早く生まれただけでなんで偉いと思うのかね』


馬鹿にするように笑いながらAはテーブルに肘を着いて2人を見る。


『別に俺の態度とかアンタらに関係なくね？無視しとけよ』



傑「関係ないことは無いんだよ」

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