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「バスケでもするか?」 ページ32

校舎に入ったが、辺りはしんと静まり返っていてまだ呪霊の姿は見当たらない。


別行動しても良かったのだが、今回は見学のAもいるため固まっていた方が安全だろうと七海は判断した。


廊下を歩いているうちに呪霊の気配が強くなり、気づけば体育館まで辿り着いていた。



『バスケでもするか?』


灰「ダメだよ」


冗談なのか本気なのか分からない表情でそう言うAに、灰原は苦笑する。

近くに気配は感じるものの、未だに姿を見せない呪霊に警戒しながら辺りを見回す七海と灰原。


それに対してAは緊張感なく、体育倉庫の方に向かっていった。
さっきの言葉は本気で、ボールでも取りに行くのだろうか。


七「遊びに来たわけじゃないんですよ」


倉庫の扉に手を伸ばしたAの肩を、七海が掴んで止める。


『分かってるっての…っ!!』


何かを感じたのか、Aがバッと七海の方を向くと彼を体当たりするように押して倉庫の扉から離れた。


その瞬間、ドーンッと大きな音を立てて体育倉庫の扉が吹っ飛ぶ。


尻もちを着いた七海と、そんな七海に覆い被さるようになっていたAが慌ててそちらを見れば2メートルほどの大きな呪霊がゆっくりと倉庫から出てくるところだった。


灰「2人とも大丈夫!?」


灰原が七海とAに駆け寄り、立ち上がらせるために手を差し出す。
お礼を言いながらその手を掴んで2人が立ち上がれば、Aの前に七海と灰原が出た。


七「祓えるレベルですが、念の為離れていてください」


『へいへい』


七海に言われた通り、Aは分かりましたよと呪霊から離れるように何歩か後ろに下がった。

「こっちのがハンデもらってる」→←「あ、おやつはいくらまで?」



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設定タグ:呪術廻戦 , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - 織田作、、、。好きです!これからも頑張ってください! (2021年8月21日 16時) (レス) id: 95df5f81b7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 織田作、、、。好きです!これからも頑張ってください! (2021年8月21日 16時) (レス) id: 95df5f81b7 (このIDを非表示/違反報告)
アコ(プロフ) - にゃんさん» またまたのまたコメントありがとうございます!六眼の持ち主は流石に笑いました(笑)ちょっとずつですが、更新していきますのでこれからもよろしくお願いします! (2021年1月13日 0時) (レス) id: f73a02885d (このIDを非表示/違反報告)
にゃん - 実は私、六眼の持ち主でして、、アコさんは間違いなく持ってる側ですね←わかるんですよ私、最強なんで(( 笑笑とんだ茶番ですね、面白かったんでコメントまたまたのまた返しちゃいました!気長に待ってます〜頑張ってください! (2021年1月11日 0時) (レス) id: 42196c1688 (このIDを非表示/違反報告)
アコ(プロフ) - にゃんさん» またまたコメントありがとうございます!え、もしかして気付いてないだけで私呪術師でした…?調子乗りましたスミマセン…(笑)冗談でもそう言って貰えてとても嬉しいです!!ありがとうございます!ネタ絞り出して頑張ります! (2021年1月9日 3時) (レス) id: f73a02885d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アコ | 作成日時:2020年12月21日 21時

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