【呪術廻戦】生意気な後輩が入学してきたのだが【男主】

「実験だァ？」 ページ29

ある日の談話室。
悟と傑でテレビゲームをやっている所にAがコンビニの袋を持ってやってきた。
テーブルに持っていたコンビニの袋を置き、パンっと両手を叩く。


『はーい、最強パイセン集合』


悟「ムリ。いま手放せない」


『じゃあいーや。建人んとこ行くから』


そう言って再びコンビニの袋を持って、談話室を出ようとしたAに、悟は「わかった！今行く！」とゲームを放り出してテーブルの方に向かう。


傑「私の勝ちだな。今度ジュース奢れよ」


悟「はぁ？今のはAのせいだろ」


『俺なんもしてねぇし』


文句を言う悟を無視して、コンビニの袋の中身をテーブルの上に出していく。

両手をテーブルについてAの行動を不思議そうに眺める悟と、その悟についてきた傑。


『最強パイセンが本当に最強か実験します』


悟「実験だァ？」


これで何すんのという顔の悟。
テーブルに並べられているのは500mlのペットボトルのコーラと見たことの無いお菓子。


そのお菓子を指さして悟は「ナニコレ」と首を傾げた。


予想通りの反応にAは内心ニヤリと笑う。
傑も置いてあるものを見てAがやろうとしていることを理解した。



『これメントスってお菓子なんだけどさ、これとコーラを混ぜるとすっごい甘くなんの』


「まじで吐きそうなくらい」とAは悟に語るが、もちろんそれは嘘である。


それでも悟は「へー。俺甘いもん全然へーきだけど」と自信満々の表情。




『だからその甘さにも勝てる最強なのかの実験しましょーよ』


悟「仕方ねぇからやってやるよ」


2人の様子を見ていた傑は、Aは最強の意味を色々間違えて捉えているな…まぁ、悟をからかっているだけだろうがと思いながら、それを何とも思わない悟も悟だと考える。

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