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鴫野不動産という文字を見て、ここに来るのも3年ぶりだなと思いながら目の前にある扉を開けた。
貴澄「あ！Aー！」
私が入ってきたことに気づいた貴澄が駆け寄ってきて、その勢いのまま抱きつかれる。
『ちょっ、苦しい！あとデカい！』
最後に会ったのは中学三年の夏。
数年ぶりにあった従兄弟は私が見上げないといけないほど大きくなっていた。
貴澄「酷いなぁ、久々の再会なのにぃ」
『久々の再会でいきなり抱きつく？』
貴澄「僕とAの仲じゃないか！」
『意味わからない…』
私と貴澄が奥からやってきた人物に「相変わらず仲がいいね」と言われた。
『克美くん！』
克「あはは、その呼び方久々に聞いたな！」
この人はこの不動産を経営している私と貴澄の叔父さん。
東京に住んでいた時は、よく一緒にご飯を食べたりしていたが、やっぱり克美くんとも久々の再会だ。
克「どうだい？久々の東京は」
『やっぱ人多いね。でも、こっちの方が落ち着く』
京都もきっと私が合わなかっただけで、いい場所だった。でもやっぱり小さい時から住んでいる東京の方が、私は好きだ。
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アコ(プロフ) - もちさん» コメントありがとうございます！良い作品だなんてとても嬉しいです…！最近別のFree!作品ばかり更新してしまっていて、こっちはおまたせしている状態ですみません…。なるべく早く更新しようとは思っているので、その時はよろしくお願いします！ (2021年12月25日 2時) (
レス) id: b7dc70b3b5 (このIDを非表示/違反報告)
もち - アコさんが執筆される物は、どれも良い作品です。旭とのお話は、数少ないので展開楽しみに待っています。無理せず、また書き出せるよう祈っております。 (2021年12月19日 1時) (レス) @page34 id: b35f3e72c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アコ
| 作成日時：2020年4月18日 15時
