9.行くぜ野郎共+女郎! ページ10
チームレッドside
怜「ここは戦力的には、攻めと守りに別れるのが一般的ですが今回の制限時間を考慮すると…」
凛「先手必勝…だな。」
怜「流石凛さん!分かってらっしゃる。」
凛、真琴、似鳥、怜、Aは階段に座りながら作戦会議をしていた。
愛「何だか緊張してきました。」
胸に手を当て、緊張している様子の似鳥に真琴が微笑みかけた。
真「俺も。でも、どうせなら楽しまないとね。よろしく、似鳥くん!」
愛「はい!よろしくお願いします、橘さん!」
男子四人よりも上の段に座っているAは先程からカチャカチャと水鉄砲をいじっていた。
『ねぇ、これってどうやって狙えば水当たるの?』
そう言って凛に水鉄砲を向けるA。
凛「うわ、馬鹿!こっち向けんな!」
今にも撃ちそうなAから離れるために凛は慌てて立ち上がった。
真「まぁ、もしもの時はAは隠れてても良いよ?女の子だし。」
『りょーかいでーす!』
真琴に向かってビシッと敬礼するAに真琴は小さく笑った。
凛「そろそろ時間だ。行くぜ野郎共!」
「「「おう!」」」
何故か凛が隊長のようになっている。
そしてその輪の言葉にAはムッとしながら答えた。
『私、野郎じゃないよ!女郎って言うんだよ!』
凛「細かいこと気にすんな!」
怜「でも、確かにその通りですね。」
真「Aを野郎共扱いは可哀想じゃないかな?」
怜と真琴にも言われてしまい、凛は口元を引き攣らせる。
凛「あー…行くぜ野郎共+女郎!」
言い直した輪の言葉に今度こそ全員が返事をした。
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かのい(プロフ) - めっちゃ面白です!続き作って欲しいです!!! (2018年5月17日 17時) (レス) id: 496fc58da6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴかり(プロフ) - マジこの作品最高です!!宗介推しなので幸せです!!! (2018年1月2日 21時) (レス) id: 93c4762313 (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - 素敵過ぎて大好きです続き見たいです!!! (2016年12月24日 11時) (レス) id: ecda9cfb15 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - ほんと面白いです!いっきに全部読みました!ありがとうございます! (2016年12月13日 4時) (レス) id: 20749a2ad6 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - この小説とっても面白いです! 引き込まれます。できれば続編を読みたいです! もし作ったら教えてください!! (2016年11月11日 19時) (レス) id: 53627d6798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アコ | 作成日時:2016年4月1日 23時