オリキャラ組【ツイステ】 (ページ7)

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学園長が驚いていると、闇の鏡は口を開いた。

闇の鏡「この者からは、魔力の波長が一切感じられない。色も形も一切の無である。よって，どの寮にも相応しくない！」

闇の鏡の言葉で鏡の間は、騒がしくなった。

学園長「魔法が使えない人間を黒き馬車が迎えに行くなんてあり得ない！生徒の手違いなど、この100年ただの一度もなかったはず。一体なぜ……」

学園長の手が緩んだのか，狸は口を覆っている学園長の手を振り払った

狸「モゴモゴ…ぷばっ！だったらその席、俺様に譲るんだぞ！」

上目線で偉そうな言葉を言う狸。

学園長「あっ待なさい！この狸！」

ゼロ「あれ，どう見ても狸じゃなくて猫じゃね？」ﾎﾞｿｯ

ゼロは小声で突っ込むが、周りが騒いでいるのですぐに声はかき消された。

狸「そこのニンゲンと違ってオレ様は魔法が使えるんだゾ！だから代わりにオレ様を入れるんだゾ！」

ライ「うるせぇ狸だな。」

そうライが呟くと

狸「魔法ならとびっきりのを今見せてやるんだゾ！」

そう言った瞬間に赤い髪の男が

赤い髪の男「みんな伏せて！」

と、大きな声で言った。そしたら

狸「ん"な“～～～！！」

狸が、火を吹いた。

ターバンの男「うあぁ！！あちちちっ！尻に火が！」

学園長「このままでは学園が火の海です！誰かあの狸を捕まえて下さい！」

学園長が，大きな声で言う。すると、

ゼロ「わかりました！」

ゼロが返事をすると，狸を捕まえようと走り出した。

赤い髪の男「おい！」

狸「ふなっ！こっちにくんなだゾ！」

狸は鏡の間から出てしまった。

ライ「はぁ～～……やると思った。」

ライはため息をつきながら鏡の間を出て行った狸とゼロを追いかけていった。

そのあとすぐに狸の悲鳴が聞こえた。
　

それに驚いていると，ライと担がれているゼロと首元を掴まれている狸が戻って来た。

狸「ふな“～～！話すんだぞ！」

学園長「あぁ！ありがとうございます！この狸は後で学園外に放り出しときましょう。鍋にしたりはしません。私，優しいので。」

狸「オレ様は狸じゃねぇゾ！偉大な魔法士になる男・グリムとはオレ様のことなんだゾ！」

学園長「少し黙って下さい」