・ ページ30
グリム「オレ様、帰っていいか？」
グリムが耳を平にして眉を顰めて言う。
デュース「僕も。」
ゼロ「それじゃあ私も〜。」
ライ「私も帰る。」
心愛「え？みんな？」
グリムに続いて、デュース ゼロ ライが帰らうとした。
エース「薄情者！」
ケイト「まーまー！みんなで作って食べたら美味しいって！思い出作りってやつ？お料理プロデビューしちゃうかもよ。」
トレイ「寮長には内緒だけど、マロンタルトは作り立てが一番美味いんだ。出来立てを食べられるのは作ったやつだけだぞ。」
心愛 蜜愛璃「やります！」
グリム「おうおうオマエら！気合い入れろ！栗を拾って拾って拾いまくるんだぞ！」
まさに手のひら返しを実感するほどの変わる速さだった。
ユウ「変わり身はっや。」
ゼロ「食いつきエッグ。」
蜜愛璃「栗の木ってどこに生えてるんですか？」
トレイ「栗の木は学園内の植物園の裏の森に沢山あったはずだ。」
エース「よーし。んじゃ、放課後植物園の前に集合で。」
グリム「ゴーゴー！栗拾い！なんだゾ！」
心愛「ゼロちゃんとライちゃんは行く？」
ゼロ「行かない。」
ライ「同じく。」
ユウ「即答だね。
グリム「オマエらノリ悪いんだゾ。」
エース「えー。何でよ。」
ゼロ「え？だって関係ないのに行く必要ある？」
ライ「少なからずとも私たちはないと思ってるから。行かない。」
心愛「そっか……わかった。栗拾い頑張るね！」
そう言い、食堂から各自解散した。
〜放課後 植物園〜
ゼロ「ライちゃん、またここに居たの？ここに居て飽きないの？」
ゼロは花畑がある場所の椅子に座ってるライに声をかけた。
ライ「あぁ。ここなら大体、邪魔してくる奴が居ないからな。亜麻乃心愛達もここをまだ知らないし、殆どの人が知らないからな。知っているやつといえば……」
ライは視線を花畑から後ろの熱帯雨林ゾーンに目をやった。
ゼロ「誰かいるね。獣人？」
ライ「そう。サバナクロー寮の寮長でライオンの獣人のレオナ・キングスカラーがいるよ。その隣にはハイエナの獣人、ラギー・ブッチがいる。」
ゼロ「良く見えるよね。私にはさっぱりだよ。」
ゼロは頑張って目を細めてた。
ライ「そういえばゼロ。何部に入る予定なんだ？」
ゼロ「ん〜？バスケ部」
ゼロは花畑をじっと見つめながらいった。
ライ「バスケ部にはフロイドがいるからな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
秘密(プロフ) - もりふぁん！作ってくれてありがとう！楽しみにしてるね！ (2021年3月31日 18時) (
レス) id: e03107639d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もりふぁん | 作成日時：2021年3月31日 18時
