BTS 短編集 (ページ16)

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・VI ページ16

TU｢辛く無かったんですか？｣

『辛かったよ。』

涙が出そうだよ。

やっぱり昔の話なんかするんじゃ無かったかな？

『ふぅえ！？』

トユンちゃんが抱きしめてきた

TU｢だいじょぶです！その話は、知っている人達だけの秘密です！｣

急に抱きしめてきたから変な声がでちゃったじゃんか///

抱きしめ返す。

『もぉ～！トユンちゃん大好き！』

と言って。

TU｢はゎゎ///あ、えと、その、あ…の、私も大……好き…で…す。｣

『んー！告白じゃないんだから、恥ずかしがらなくていいのー！』

TU｢ごめなさ…『まぁ、そんなとこが可愛いんだけどね！』｣

体を放す。

顔赤い………可愛い！

『ねーねー、また話戻すんだけどさ、トユンちゃんも、自分に合うように
性格、変えてみたら？それで気に入らなかったら辞めればいい。』

TU｢人の視線が…………怖いんです。｣

『なら私が、ずっと一緒にいてあげる！』

TU｢迷惑じゃないですか？｣

『迷惑なわけないでしょー！』

『友達なんだから、自分で抱え込まないで、もっと頼って！』

『ね？』

TU｢はい！｣

『よーし！とゆんちゃんの恋のために張り切っちゃおー！』

TU｢えっ、ちょ、えぇ！？｣

『あ、もしかして自分で全部やりたい系の人？』

『そっかー、じゃあ、困った時に相談してね！』

自分でも思うよ、話進めるの早いなって、

ごめんよトユン氏。

『あ、トユンちゃん！今週の土曜日、遊べる？』

TU｢は、はい！｣

『じゃあ、そこの公園集合で！』

TU｢は、はい！分かりました！｣

私はパクくんの方に歩いていった。

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JIMIN side

う、え？

カンさんこっちに向かってくるんだけど！？

ちょいまだ完全に陽キャを許したわけじゃないからね！？

『ねーねーパクくん今週の土曜日遊べるよね？
あそこの公園来てね〜！来ないとほんとに今は気を使って、
ちょっとだけ陽キャを抑えてるけど、来なかったら月曜から陽キャ度100％で
行くからね？』

カンさんにたにた笑ってるよ

怖いよやだよ

うん、行きたくないけど絶対行こ。

あ、またイチャついてるって言われるじゃんかぁぁぁぁぁ！

もうやだぁ………

この時の僕は、行って喜ぶなんて事は、

知りもしない…………

え、待って、てか、来週の土曜って、

夏休み入りたてじゃん！ぼ、僕の貴重な夏休みがぁぁぁぁ！

僕の大切な夏休み始まりの1日を返してぇ！