BTS 短編集 (ページ13)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:5,472 hit

・Ⅲ ページ13

私は濡れたまま保健室へ向かった。

あ～さっむ。

転入してきてすぐ

こんな思いするなんて！

笑えるw！

はぁ。

無理矢理でもテンションは上がらなかった、か。

ｶﾞﾗｯ

『せんせー。』

『ユせんせー。』

Ｙ｢ヤー。そういえば君が来るって言ってたねぇ。｣

Ｙ｢……って！どうしたのその格好！何で濡れてるの！｣

『蛇口から水出しすぎました☆』

Ｙ｢蛇口から水出しすぎました☆じゃ無いよ！分かるよ？
前の学校から一緒だからねぇ。嘘ついてるでしょ？｣

『まぁ、ユせんせーは、すぐに分かるって事分かってましたよ。』

『久しぶりのKoreanジョークですよ。』

Ｙ｢Aは日本人でしょ。｣

『もー。すぐそーやって冷静に正してくるんだから』

Ｙ｢はいはい。濡れたとこ拭いて。はい、タオル。｣

Ｙ｢それと、体操着はベッドの上に置いてあるから。｣

『はいっ！全部終わりましたー！』

Ｙ｢友達はできた？｣

『私は友達になりたいんですけど、彼は、私みたいな陽キャが嫌いなんです。』

Ｙ｢あぁ、パクね。｣

『何でそこまで分かるんですかエスパーですか。』

『まぁ、ユせんせーがエスパーかはどうでも良くて、』

Ｙ(どうでもいいのかー！少しくらいは興味もって！)

『私だって元はパクくんよりも根暗だったのに。』

Ｙ｢いや、それパクのこと微妙にディスってるでしょ。｣

『いいえぇ～、そんなことありませんよぉ～？』

教室へ帰ることにした。