BTS 短編集 (ページ11)

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強いね、君って… 《JM》ページ11

JIMIN side

先生｢今日は、転校生を紹介するぞー。｣

うわ、元気そう。

『おっはようございまーす！
カン・Aでーす！3年間宜しくねー！』

完全なる陽キャだ。

僕が苦手なタイプ。僕のクラスのギャル達の仲間入りできそうな人

どこの席かな、なるべく遠くが…

待って、この流れってよく漫画である

僕の隣に来るやつ！？

やだよ！僕の嫌いなタイプなんて！

一人席で気が楽だったのに…

先生｢えー、Aは……｣

お願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願い

やめて！

絶対にやめて！

先生｢パクの隣だな。
って事て、終わりー。｣

はぁ

やっぱりね、そうだよね

僕の隣しか空いてないもんね

『宜しくね、パクえーっと、ジミンくん。』

『人生初嫌なものを見た目見たいな目で見るのやめてもらってもいい？』

『まぁ、分かってるんだけどね、君みたいなタイプは
私のこと嫌いな人が多いんだ…』

『何回も転校してるから分かるんだ…』

自覚してたんだ。君みたいなタイプって…

？｢ねーねー。Aー。って名前だっけ？
そんなやつと絡んでないでさーウチらと友達にならね？｣

『そうだね、ちょっとパクくんに聞かれるのやだから
トイレで話さない？』

？｢おっけー。｣

パリピ感がすごい人達がカンさんを連れて行ってしまった。
(台詞ではPR)

『あ、待って。ちょっとウザイってこと気づかせに行ってくる。』

ぁぁやめて！

傷つきたくない！

瞬時に耳を手で塞いだ

『ねぇ、きいて、私君の事いじめるやつと友達になんかなりたくないから
安心して、君を守ってあげるから。』

カンさんは、こっそりと僕にそう言ってくれた。

『私にウザイって言われた時の顔してね。』

『あの人達が勘違いするように…』

僕はいじめられた時を思い出して、表情を変えた。

パリピ達が笑って教室を出ていった。

そんなにだったかな、

鏡を見てみると、

昨日の自分を見てるようで、苛々してきた。

はぁ、やめよう。

--------------- ｷﾘﾄﾘ ---------------

これは、長編になるです。