・episode26 ページ26
・
「マフィア…！？」
『ポート・マフィア、
最年少幹──』
ピピピピ
「うン？
ハイ
…え
依頼ですか？」
すみませんといいながら、
大宰を残し、仲間等は去っていった。
『はぁ…』
私は大宰の目の前の席へ自席の紅茶をもって移動する。
『随分と久しいですね。』
太「元気だったかい？」
太宰は私の紅茶を手に取り、一口奪われる。
『探偵社、楽しいですか。』
太「嗚呼、良き仲間に囲まれているよ。」
『そう、』
きっと、今まで探偵社に関わる仕事を任せて貰えなかったのは、
情が湧いてしまうかもという事なのか。
太「何も言えずにすまないね。」
『本当、迷惑な人ですね。』
『私、意地張ってたんです。
同年齢の人の部下だなんて、屈辱的で。』
『ただ、それを忘れてしまうほどに貴方と過ごした時間は楽しかった。』
太「そうか…」
俯き、紅茶に映る自分の顔が目に入る。
酷い顔。
『私、大宰さんの事が好きです。』
大「──私も想いは変わっていないよ。」
初めて、大宰の嬉しそうな、どこか儚く泣きそうな顔を見た。
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みゅら(プロフ) - そこら辺の壁さん» 凄く嬉しいです🙌🏻頑張って更新します💪🏻 (2月24日 0時) (
レス) id: c578cb1e4d (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の壁(プロフ) - 完結おめでとうございます！すっごく面白かったです！2人の今後のお話も楽しみにしています！ (11月8日 6時) (レス) @page27 id: 1836c9208c (このIDを非表示/違反報告)
みゅら(プロフ) - しぅゅさん» ありがとうございます！！これから終盤に差し掛かるので楽しみにしててください！ (10月20日 1時) (レス) id: c578cb1e4d (このIDを非表示/違反報告)
しぅゅ - 久しぶりに来たけど語彙とかストーリーがやっぱ神すぎて…！！ほんと尊い (10月7日 18時) (レス) @page22 id: 6fb09f5107 (このIDを非表示/違反報告)
みゅら(プロフ) - アイカさん» そんな事言われたら本気出すしかないじゃないですか…‼️ (6月3日 20時) (レス) id: c578cb1e4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅら | 作成日時：2023年5月2日 3時
