・episode3 ページ3
・Aside
あまり遠出は出来ないので、横浜から出ない事にした。
『で、どこ行くんですか？』
太「え、Aが決めてるんじゃないのかい？」
『いや、私は今無理やり連れ出されただけで、何も考えてませんが。』
太「困ったね、適当に回ろうか。」
『はい』
今更見慣れている此景色を見たとてなにも思わない。
30分程横浜を歩いたが、太宰が疲れたと言うので喫茶処で休憩をする事にした。
『お洒落ですね、初めて来ました』
太「Aが居る事でさらに映えているね、
君は私の事を女たらしだと思っているようだが、私はA一筋だからね？」
『よくもまあそんな歯の浮くような台詞がすらすらと。』
そんな事、思ってもないくせに。
所詮、私と貴方の関係は仕事仲間なのだから。
私達は紅茶を頼み、窓から横浜を見ながらたわいもない話をした。
ほぼ太宰が喋っていたけれど。
『今日は楽しかったです、有難う御座いました。』
太「お世辞が上手くなったね。」
『それ程でも』
太「少し海でも見に行こう」
『幹部命令でしょうか。』
太「嗚呼」
『分かりました』
夕日の色が青いはずの海を赤橙色へと染めていく、
その色が反射して私達まで染まってしまった。
そんな海を眺める貴方は
何処か儚げで。
だからこそ、嫌いなんです。
∕ 何が言いたかったのだろう…、
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みゅら(プロフ) - そこら辺の壁さん» 凄く嬉しいです🙌🏻頑張って更新します💪🏻 (2月24日 0時) (
レス) id: c578cb1e4d (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の壁(プロフ) - 完結おめでとうございます！すっごく面白かったです！2人の今後のお話も楽しみにしています！ (11月8日 6時) (レス) @page27 id: 1836c9208c (このIDを非表示/違反報告)
みゅら(プロフ) - しぅゅさん» ありがとうございます！！これから終盤に差し掛かるので楽しみにしててください！ (10月20日 1時) (レス) id: c578cb1e4d (このIDを非表示/違反報告)
しぅゅ - 久しぶりに来たけど語彙とかストーリーがやっぱ神すぎて…！！ほんと尊い (10月7日 18時) (レス) @page22 id: 6fb09f5107 (このIDを非表示/違反報告)
みゅら(プロフ) - アイカさん» そんな事言われたら本気出すしかないじゃないですか…‼️ (6月3日 20時) (レス) id: c578cb1e4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅら | 作成日時：2023年5月2日 3時
