【黒バス】赤司の相棒はバスケ選手ではない 4th～中学編～【男主】 (ページ13)

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出会い2 ページ13

赤司「…ああ、そういえば紹介してなかったね

鷹海、知っているやつはいるかい？」

『青峰と修造さんと…今はいねぇみたいだけど桃井は知ってる』

知ってる、といっても、関わりを持ったことがあるかどうか

鷹海にとってはそれだけの違いである

虹村から聞いていたということもあるし、周りの騒ぎを聞いていなかった訳でもない

赤司「そうか、では紹介しよう

さっきお前を挑発したのが黄瀬涼太だ」

黄瀬「さっきはすみませんでした！

青峰っちとの対決凄かったっス！よろしく！鷹海っち！！」

黄瀬から差し出された手を握ると勢いよくブンブンと振られて鷹海は眉間にシワを寄せる

赤司は苦笑いして黄瀬を制止し、下がらせた

赤司「で、お前に世話を頼んだのが黒子テツヤ」

黒子「よろしくお願いします…」

上半身だけ起こし、ぺこりと頭を下げた黒子に鷹海はよろしく、とだけ返し

横にさせて扇ぎ続けた

赤司「こっちは緑間真太郎」

緑間「よろしく頼むのだよ」

くいっ、とメガネのブリッジを上げながら言う緑間に鷹海もよろしく、と返した

赤司「最後は紫原敦」

紫原「よろしく～」

どこから取り出したのか飴をカラコロと音を立てながら舐めている紫原

彼からお菓子の有無を聞かれた鷹海は念の為を思って部室にお菓子を持ってきていることを思い出し

後で持ってくることを伝えると紫原は花が咲いたように笑って喜んだ

なぜ鷹海が念の為にお菓子を持ってきていたのか

それは鷹海自身が事前に調べていた情報の中で

紫原が怒ったり不満に思ったりした時にお菓子を与えれば落ち着くことがわかっていたからだ