夢主side ページ14
及川「Aさーん!!!!」
徹は こんにちはー!!!と大きな声で俺の部屋の扉を開けズカズカと入ってきた
…なんてやつだ
『今日は一段と元気だな?』
及川「Aさんが今日から夏休みって岩ちゃんから聞いて!
会いたくなっちゃって!」
昨日も会っただろ、という言葉を飲み込んで そうか と笑ってやるとへらりと笑った
この時期になると練習詰めで大変だろうし、好きにさせてやるか…
及川「岩ちゃんとバレーするのって明日でしたっけ?」
『や、今日』
及川「今日!?」
『あぁ、はじめなら今部屋で着替えて用意してるよ』
及川「えええ!ちょ!待っててくださいね!!俺もすぐ着替えてきます!!」
『こけんなよー』
ドタドタを階段を駆け下りて お邪魔しましたー!と叫びながら徹が家を出ていくのと
ほぼ同じタイミングではじめが部屋から出てきた
岩泉「今の音及川か?」
『そ、すぐ着替えてくるって』
岩泉「ふーん、兄貴はもう行けんの?」
『ん』
部屋着がジャージだし、シューズ忘れないようにするだけだからね
近くの体育館も借りれたし、今日は2人の気が済むまで付き合ってあげれるといいけど
この2人のバレー愛は俺より強いしなぁ
岩泉「じゃあ外で待ってようぜ
また家来て騒がれんのめんどくせぇ」
『あ、あぁ…』
自分の弟ながらなかなか辛辣……
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作者名:Berose | 作成日時:2018年10月13日 11時