フードを被っている学校１の人気者は剣城と雷門を潰しに来たシードでした (ページ10)

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８話ページ10

私は黒板に貼ってある座席票を見る。

まぢですか

松風天馬と西園信介の隣…………

天馬はチョココルネで

西園信介は、聖帝の情報によるとぴか●ゅうに似ているとか……←

まぁいいや

そんなことを

考えながら席につくとうしろの席の女子に話しかけられた。

「今日は！空野葵です！楓Aさんですね。宜しくお願いします」

空野葵か………………

またまた聖帝の情報によれば、サッカー部マネージャー希望か……………

『宜しくね、葵ちゃん』

私は言葉でそう言って内心では

いずれ裏切るけれどもね

と、付け足した

私はフードの中でどす黒い微笑をして葵を見た。

「あっ......葵って呼んでください♪」

はいはい。分かりましたよ

『分かったわ。じゃあ葵もAって呼んでね!敬語もやめてね！』

けいごをつかわれるとフィフィスの監督を思い出す。

プリンセス、プリンセスいいながら私についてくる

全く……………………

ストーカーみたいだよ

「Aは何部希望なの？」

私???

『サッカー部希望だよ？』

私がそう答えると葵の表情が一気に明るくなった。

「本当!?」

嘘つくわけないじゃん

『本当だよ??』

「じゃあ同じ部活ね!私もサッカー部マネージャー希望なの」

知ってるよ。

それくらい

『同じ部活で良かったわ！』

本当に同じで良かったわ

こいつを裏切る事が出来るから

それまでは楽しくやりましょ？