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まふまふside
歌い手をして、第1線を駆け抜けていたAliceは僕の憧れの的だった。誰にでも優しく気配り上手で音楽には天性の才能を持つ歌い手きってのカリスマ性を持っていた。
そんな優しくて面白いAliceが僕は大好きだった。
辛い時は一緒に居てくれて、悩みを打ち明けたり周りには理解しずらい話でさえも彼女には簡単に打ち明けられた。
まふー！と言って突然抱きついて来ては、いつもいろはに嫉妬させられていた。
私のまふだからといっていろはに挑発してほれほれなんか無邪気にやるAliceが可愛くてしょうがなかった。猫パンチを食らわせられたAliceは額に赤く跡がついていた。
何もかもが、順調だった。
1人の男女が現れるまでは。
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