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1話 ページ2

貴「ん〜、」

ねむい。

空「ほら、起きてー。朝ごはんいらないの?」

いるけど・・。

空「ほら!起きる!」

バサッと布団が取られる。

私は斉木紅奈(あかな)またの名を

斉木Aといいます。

紅奈の人格はサッパリしてると

お兄ちゃんから言われます・・・。

貴「布団返して!」

空「やだ。」

物分かりの悪いお兄ちゃんを持ったもんだ。

空「じゃぁ、朝ごはんいらないんだね。

僕が食べるから。」

貴「は?!そんな事誰も言ってないし!

食べますぅー!」

朝からほんと、うるさい兄だ。

空「これだから紅奈の日は苦手だなー、」

と、ささやくお兄ちゃんは、

嫌い という単語を言わないだけ、私を

愛してくれてると伝わる。

貴「そりゃ悪かったね、」

今日の朝ごはんは私が好きな

サラダである。

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作者名:採奈 栗 | 作成日時:2019年1月15日 0時

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