短編小説（BIGBANG）2 (ページ2)

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いつか…②-you ページ2

3人が散歩に行ってる間に夕ご飯の準備をする。
と言っても、たいしたのは作れないけど。

「ただいまー！」
そのまま、お風呂に直行。
きゃーきゃー言いながら、お風呂に入ってる
3人。楽しそう。

『さっぱりした！』
「さっぱりした！」
テソンの言葉をマネしながら、リビングにきた子ども達に服を着せてから夕ご飯。

ご飯を食べながら、ウトウトしだす子ども達に
なんとかご飯をたべさせて、歯磨きをする。

「テソン、すっかりパパだね」

『Aヌナこそ、ママだね』

テソンが子ども達を1人ずつ
ベッドまで運び、戻ってきた。

『はぁー。疲れたぁー』
ソファに座ってるテソンにお茶を渡す。

「お疲れ様。でも、楽しかったね」
テソンの横に座ってくつろいでいると

テソンがぎゅっと抱きしめてくる。

『久々に2人で休みが合ったから、
Aヌナとのんびりしようと思ってたのに…』
首元に顔を埋めて話すからくすぐったい。

『でも、Aヌナと結婚して子どもができたら、毎日こういう感じかぁって思ったら、楽しかった。ねぇ…Aヌナ？』
肩に顎を乗せるテソン。

「なに？」

『子ども作る？』

「…え？な…！」
テソンが何を言ってるのか、理解するのに
時間がかかって、理解出来た時には
顔が赤くなってるのが分かった。

『Aヌナ、顔が赤いwww
その反応可愛いねー』
抱きしめてる腕に力を入れて、さらに
ぎゅっと抱きしめられる。
耳たぶを甘噛みするテソン。

「ちょっ…テソン…」

『ボクは真剣だよ？』
目の前にテソンの顔があって、どうしていいか
分からなくて俯くと…

インターホンがなった。

『……姉ちゃんだ』

テソンのお姉さん夫婦が
子ども達を迎えにきた。

「Aちゃん、いろいろありがとうねー
大変だったでしょ。最近、言うこと聞かないから」

『いや、オレだって大変だったけど？』

「大変なこともありましたけど、お姉さんの大変さに比べたら…楽しかったことが多かったです。」

「なんて、優しいのー!
テソンとAちゃんが結婚したら、可愛い妹が出来るのねー」
と抱きつかれてるのを、そのままにしてると

『はーい。離れてー。子ども達の迎えに
来たんでしょ！』
とテソン登場。

子ども達を抱っこして帰って行くお姉さんたちを
玄関先まで見送る。