彼の初仕事。 ページ3
影一郎の担当教科は国語だった。
まぁ高校生の時は国語と日本史が得意で、数学はからっきしの男だったものね。
授業の進行を考えてるあいつは1年部だからあたしの机の真ん前。
全く…やりにくいわ。
「あの、ミッドナイト先生。もう少しで入試ですね、審査員に俺が入ってるっていいんですか」
「…校長がそうしたんだもの、疑問を持つ必要はないでしょう…それから、同い年なんだから敬語は要らないわ。はぁ…シルエター先生」
「いやいやぁ、さすがにタメでもここじゃミッドナイト先生の方が先輩、なんで…ね？」
だからチャラいって。
その年でよくウインクとかできるわね。
まぁ…紳士イケメンヒーローとして年齢問わず女性に人気を集めているこいつなら許されるのかしら。
「はぁ…わかったわ。話はそれだけね？」
あたしはパソコンに視線を戻した。
パソコンの後ろから少しだけ覗く表情は残念そうにしていた。
何よ、あんたがあたしのメール無視したから自然破局になったんじゃない。
"初めて"なんてあげなきゃよかった！
沸々と湧き上がる怒り。
こいつの飄々とした表情と態度が気に入らない。
怒りがキーを打つ音に表れる。
職員室の先生方はギョッとしてあたしを見ていた。
そして入試の日。
今年の入試は仮想敵を想定したロボットを倒していくことでポイントを稼ぐ、というもの。
影一郎はかなりワクワクしているみたい。
まるで少年のように目を輝かせている。
「…少し、静かにしてください、シルエター先生」
「はっ…すみません〜ミッドナイト先生〜、敵を倒していく生徒たちがあまりにも…"青臭い"のでぇ」
「…」
青臭い…とか煽ってんの？
全く本当気に入らないわ。
そんなのあたしだって思ってウズウズしてるわよ！
「いっやぁにしてもみんないい個性持ってんなぁ！」
一重の三白眼をキラキラさせながら言うあんたは言って20代前半にしか見えないよ。
こいつ、あたしと付き合ってたこと無かったことにしようとしてる？
モニターに映る受験生。
一際目立つのが尖った頭の…爆豪勝己という子。
そんでもって、未だ0ポイントなのが、緑谷出久。
この子、雄英の入試よく受けようと思ったわね。
残り時間も少ないのにまだ0ポイントは流石にまずいわよ。
「やっぱり0ポイント敵からは逃げるよな」
影一郎が呟く。
当たり前よね、そんなの。
そう思っていたら1人の女子が転んで逃げ遅れた。
「あっ…！」
危ない、と思った時のことだった。
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JACK(プロフ) - 木綿豆腐の人さん» コメントしてみました間違ってたらすみませんw (2017年8月13日 12時) (
レス) id: 8f79e7693a (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - 木綿豆腐の人さん» 普通に入るだけで良いのですね！検索かけてみます！ (2017年8月13日 12時) (レス) id: 8f79e7693a (このIDを非表示/違反報告)
木綿豆腐の人(プロフ) - ああ、すいません！でしたら、どうしましょう…葉っぱ天国ってご存知ですか？そこに、「仲良し」というジャンルの項目があるんですよ。そこをクリックして、「jack様と豆腐の部屋」という名前でスレを建てておきますね。そこでお話しましょう！ (2017年8月13日 12時) (レス) id: 9b2e5e9898 (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - 木綿豆腐の人さん» Twitterやっていないのですが…検索するだけでなんとかなりますでしょうか…？ごめんなさいSNS系はやっていなくて… (2017年8月13日 11時) (レス) id: 8f79e7693a (このIDを非表示/違反報告)
木綿豆腐の人(プロフ) - すいません。私何ぞが烏滸がましいですが、描かせて頂けますでしょうか。描かせて頂けるとのことでしたら、TwitterのＤＭでご相談を。木綿豆腐の人と入力すると、検索に引っ掛かると思われます。よろしくお願い致します！ (2017年8月13日 11時) (レス) id: 9b2e5e9898 (このIDを非表示/違反報告)
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